美容師の過去問
第44回
関係法規・制度及び運営管理 問1

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問題

第44回 美容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 保健所の設置や役割などを定める法律は、地域保健法である。
  • 保健所の業務には、感染症以外の疾病の予防に関する事項が含まれる。
  • 保健所の業務には、人口動態統計などの統計に関する事項は含まれない。
  • 保健所の業務は、基本的に全国共通であるが、具体的な業務内容については、地域の実情や設置主体によって異なることがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 .保健所の設置や役割などを定める法律は、地域保健法である。

→従来の保健所法が1994年に地域保健法に改正されました。

2 .保健所の業務には、感染症以外の疾病の予防に関する事項が含まれる。

→主な仕事内容は、結核・エイズなどの感染症対策や予防接種です。

3 .保健所の業務には、人口動態統計などの統計に関する事項は含まれない。

→含まれています。

4 .保健所の業務は、基本的に全国共通であるが、具体的な業務内容については、地域の実情や設置主体によって異なることがあります。

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02

正解は3です。

地域保健法は、保健所の設置や地域保健対策の推進、

母子保健法などの保健対策の法律に関することなどの

地域住民の健康の保持及び増進に寄与することを目的として

制定された法律です。

1は正しい説明です。

伝染病などの感染症以外のがん生活習慣病などに関することも

保健所の業務に含まれています。

2も正しい説明です。

出生や死亡など把握を目的とした国の基幹統計「人口動態統計」などの

統計に関することも保健所の業務です。

3が誤った説明です。

保健所の業務は全国共通ですが、地域の特性や実情、

設置主体の特殊事情などによって業務の種類や内容は異なる場合があります。

4は正しい説明です。

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03

保健所は、地域住民の公衆衛生活動を支える中心機関のひとつです。

選択肢1. 保健所の設置や役割などを定める法律は、地域保健法である。

保健所の設置や役割などを定める法律は、かつては保健所法というものでしたが、1994年より地域保健法という名称に変わりました。

 

よって正しいです。

選択肢2. 保健所の業務には、感染症以外の疾病の予防に関する事項が含まれる。

保健所の業務には、エイズ・結核・性病・伝染病その他疾病の予防に関する事項が含まれます。

 

よって正しいです。

選択肢3. 保健所の業務には、人口動態統計などの統計に関する事項は含まれない。

保健所の業務には、人口動態統計その他地域保健に係る統計に関する事項が含まれています。

 

よって誤りです。

 

選択肢4. 保健所の業務は、基本的に全国共通であるが、具体的な業務内容については、地域の実情や設置主体によって異なることがある。

保健所の業務は全国共通ですが、地域の実情や設置主体によって具体的な業務内容が異なる場合があります。

 

よって正しいです。

まとめ

保健所の基本事業は14項目あります。

特に重要なものは頭に入れておきましょう。

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