美容師の過去問
第44回
文化論及び美容技術理論 問5

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問題

第44回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

リンスやトリートメントに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • リンス剤を用いずに、水やぬるま湯ですすぐことを、プレーンリンシングとよぶ。
  • 石けんを主剤としたシャンプー剤の使用後には、アルカリ性のリンス剤が適している。
  • ヘアトリートメントの目的は、傷んだ毛髪を人工的に補強し、正常な状態に近づけること、また、それ以上傷まないように毛髪を保護することである。
  • パーマネントウェーブやヘアブリーチ、ヘアカラー施術後は、酸性効果のあるリンス剤を用いる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正しいです。

リンス剤を用いずに、水やお湯ですすぐことをプレーンリンシングと呼びます。

2. 誤りです

石けんを主剤としたシャンプー剤の使用後には、酸性のリンス剤が適しています。

3. 正しいです。

ヘアトリートメントの目的は、損傷した毛髪の内部まで浸透させて、傷んだ毛髪を人工的に補強し正常な状態に近づけるとともに、毛髪を保護することです。

4. 正しいです。

染毛剤などのアルカリ性の薬剤を使用した後は、酸性効果のあるリンス剤を用います。

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02

解答:2

解説:

1.正

シャンプー剤をつける前等に、湯水を使って流すことをプレーンリンシング(プレーンリンス)と言います。 生活汚れの約70%程度を落とすことが出来、泡立ちが良くなります。

2.誤

石けんを主剤としたシャンプー剤の使用後は、アルカリに傾いているので、弱酸性のリンス剤やコンディショナーを使用するのが好ましいです。

3.正

ヘアトリートメントの主な目的は【保護】です。一時的に補修したり、指通りを良くする事で外的な刺激から保護します。

4.正

アルカリ性の薬剤などを使用し、アルカリに傾いた髪は酸性のケアを行い、中性、または髪本来の弱酸性に近づけるようにします。

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03

美容技術理論から、シャンプーやリンスに関する問題です。

選択肢1. リンス剤を用いずに、水やぬるま湯ですすぐことを、プレーンリンシングとよぶ。

プレーンリンシングとは、シャンプーやリンス剤を使わず、水やぬるま湯で髪の毛をすすぐことを言います。

選択肢2. 石けんを主剤としたシャンプー剤の使用後には、アルカリ性のリンス剤が適している。

石けんを主剤としたシャンプー剤を使用すると、髪の毛のphはアルカリ性に傾きやすいので、弱酸性のリンス剤などでphを中性に戻すのが適しています。

選択肢3. ヘアトリートメントの目的は、傷んだ毛髪を人工的に補強し、正常な状態に近づけること、また、それ以上傷まないように毛髪を保護することである。

ヘアトリートメントの目的は「傷んだ毛髪の補修」「静電気の防止」「毛髪の保護」です。

選択肢4. パーマネントウェーブやヘアブリーチ、ヘアカラー施術後は、酸性効果のあるリンス剤を用いる。

パーマネントウェーブやヘアブリーチ、ヘアカラーの施術後は、髪の毛のphがアルカリ性に傾いています。酸性効果のあるリンス剤でphを中性に戻し、髪の毛をダメージから守ります。

まとめ

リンスやトリートメントに関する問題では、その特性だけではなく、髪の毛のphの傾きまで理解しておく必要があります。

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