美容師の過去問
第44回
文化論及び美容技術理論 問4
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問題
第44回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
シザーズに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 力学的には、てこの原理を応用している。
- 薬指孔のある方の刃が静刃である。
- 2枚の刃による剪断(せんだん)応力を利用している。
- 動刃と静刃の間にあきのないものがよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは4です。
1. 正しいです。
シザーズは、てこの原理を応用しています。
鋏要(ネジ)が支点、毛髪を切る刃の部分が作用点、指をかける部分が力点となります。
2. 正しいです。
薬指孔のある方が静刃です。
母子孔のある方が動刃です。
3. 正しいです。
シザーズは、相対した2枚の刃による剪断応力を利用しています。
4. 誤りです。
動刃と静刃の間に、凸レンズ状の空きが正確に作られているものが良いです。
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02
解答:4
解説:
1.正
てこの原理が使われています。 刃の重なった真中の部分が支点、握る部分が力点で、刃の部分がが作用点になっています。
2.正
動刃と静刃からなっていて、母子孔側(親指側)の刃を動刃、薬指孔側(薬指側)の刃を静刃と呼びます。
3.正
はさみの原理として【てこの原理】と【剪断応力】が使われています。はさみは一部に力を集中して加えることが出来る為、剪断応力を大きくすることで切ることが出来ます。
4.誤
動刃と静刃の間に、凸レンズ状のあきが正確につくられているものがよく、開閉時に常に動刃と静刃が一点で接触するように調整されています。
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03
美容技術理論から、シザーズの構造に関する問題です。
シザーズは、「てこの原理」を応用することで、髪の毛が切れる構造になっています。
静刃は薬指孔のある側を指し、親指がかかる側が動刃となります。
シザーズで髪の毛を切る場合には、「てこの原理」と「剪断応力」が両方が利用されています。
はさみの剪断応力とは、2枚の刃を滑らせることで生まれる圧力のことです。
シザーズは、動刃と静刃の間に「あき」があります。あきがなく、まっすぐなだけでは、シザーズは切ることができません。
シザーズの各部の名称はもちろん、その構造や原理をしっかりと覚える必要があります。
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