美容師の過去問
第44回
文化論及び美容技術理論 問3
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問題
第44回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
男性の洋装礼装に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 昼間の正式礼装として、モーニングコートが着用される。
- 昼間の略式礼装として、メスジャケットが着用される。
- 夜の正式礼装として、燕尾服が着用される。
- 夜の略式礼装として、タキシードが着用される。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは2です。
1. 正しいです。
昼間の正式礼装として、モーニングコートが着用されます。
フロントラインが、前から後ろへゆるやかにカーブを描いてカットされており、カッタウェイとも呼ばれます。
2. 誤りです。
昼間の略式礼装は、ディレクターズスーツを着用します。
ディレクターズスーツのジャケットの内側には、白やグレーのベストを合わせます。
ディレクターとは、会社の重役や指導者のような地位の高い人を指します。
※メスジャケットは、夜の略式礼装です。
3. 正しいです。
夜の正式礼装として、燕尾服を着用します。
後ろ丈の部分がツバメの尾のように見えるので、燕尾服といいます。
※白の蝶ネクタイを結ぶので、通称ホワイトタイと呼ばれています。
4. 正しいです。
夜の略式礼装として、タキシードが着用されます。
黒の蝶ネクタイを結ぶので、通称ブラックタイと呼ばれています。
メスジャケットも夜の略式礼装で着用出来ますが、今日では礼装としてはほとんど見られません。(しかし、格式の高いレストランでは、ウェイターなどが着用していることがあります。)
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02
解答:2
解説:
1.正
男性の昼間の正式礼装は『モーニングコート』です。
元々は乗馬用のコートであったものが、日常着→略式礼装→正式礼装(フロックコートに代わり)となっていきました。 別名【カッタウェイ】
2.誤
男性の昼間の略式礼装は『ディレクターズスーツ』です。
地位の高い人をさし「ディレクター」と言います。
3.正
男性の夜の正式礼装は『燕尾服』です。
一部が燕の尾の様な形になっていて、【スワローテールドコート】という英語名がそのまま日本語名になっています。白い蝶ネクタイを締める事から、通称『ホワイトタイ』と呼ばれています。
4.正
男性の夜の略式礼装は『メスジャケット』です。
【メス】は食事・会食・食堂を意味します。昨今はあまり礼装として着用されませんが、格式の高いレストランのウェーターなどが着用しています。 黒い蝶ネクタイを締める事から、通称『ブラックタイ』と呼ばれています。
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03
文化論から、洋装の礼装についての問題です。
男性の、昼間の正式礼装は「モーニングコート」です。前裾から後ろ裾にかけて曲線的なコートが特徴です。
男性の昼間の略式礼装は「ディレクターズ・スーツ」や「ブラック・スーツ」などが着用されます。メスジャケットは夜の略礼服の一つです。
男性の夜の正式礼装としては「燕尾服」が着用されます。燕の尾のようにカットされたコートが特徴で、燕尾服の正式な装いをホワイト・タイと呼びます。
男性の夜の略式礼装としては、「タキシード」や「メスジャケット」が着用されます。
和装・礼装それぞれの礼服に関する問題は過去にも出題回数が多いので、名称や特徴、さらに着用する場面まで、しっかりと覚えておきましょう。
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