美容師の過去問
第44回
文化論及び美容技術理論 問12

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問題

第44回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

染毛剤のパッチテストに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 染毛剤による抗体はすぐにできるので、テストは1回限りでよい。
  • テスト液は、第1剤と第2剤を指定された割合で混ぜ合わせてつくる。
  • テスト液を綿棒にとり、腕の外側に米粒大に塗って自然乾燥させる。
  • テスト部位の観察は、塗布後すぐと24時間後の2回行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

解答:2

解説:

1.誤

これまでのヘアカラー施術において異常が起きていなくても、アレルギー反応は突然の体質の変化により起こる場合もあるので、毎回必ず実施する必要があります。

2.正

テスト液は、第1剤と第2剤を使用説明書に指定された割合で混ぜ合わせてつくります。

(使用薬剤によって混合の割合が異なるので注意してください。)

3.誤

テスト液を綿棒にとって、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗って、自然乾燥させます。

テスト液は乾くまで衣服につかないように注意し、30分くらい放置します。

30分経過しても乾かない場合は余分な液をコットンやティッシュペーパーでこすらないように軽くふきとります。

パッチテスト中は入浴やシャワーをひかえ、やむなくシャワーなどを浴びる場合は、テスト液を塗った部分を濡らさないよう注意します。

4.誤

テスト部位の観察は「30分後」に1回目を、「48時間後」に2回目を行います。

48時間経過後、異常がないことが確認出来たら、すぐにカラーリングします。

  • テスト中、塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水疱、刺激など皮膚の異常を感じた場合は、すぐに洗い落としヘアカラーはしないでください。
  • 48時間以内に同じような異常を感じた場合も同様にヘアカラーを使用することはできません。

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02

美容技術理論から、染毛剤のパッチテストの方法に関する問題です。

選択肢1. 染毛剤による抗体はすぐにできるので、テストは1回限りでよい。

染毛剤を使用する場合は、毎回パッチテストをする必要があります。

選択肢2. テスト液は、第1剤と第2剤を指定された割合で混ぜ合わせてつくる。

テスト液は、第1剤と第2剤を使用法に定められた割合で混合し、指定された要領で行います。

選択肢3. テスト液を綿棒にとり、腕の外側に米粒大に塗って自然乾燥させる。

テストを行うのは、腕の内側で行うのが適切です。

選択肢4. テスト部位の観察は、塗布後すぐと24時間後の2回行う。

テストを行った部分の観察は、テスト液を塗布後30分程経過してからと、48時間後2回行 います。

まとめ

パッチテストの要領・用法については過去にも出題回数が多いので、しっかりと覚えておく必要があります。

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03

答えは2です。

1. 誤りです。

過去に何回も異常なく染毛していた方でも、体質の変化などでアレルギー反応があったり、かぶれる場合もあります。

パッチテストは、毎回必ず行います。

2. 正しいです。

テスト液は、第1剤と第2剤を指定された割合(使用法に定められた割合)で混ぜ合わせて作ります。

3. 誤りです。

テスト液を、腕の内側に10円硬貨大に薄く塗り、自然乾燥させます。

米粒大ではありません。

4. 誤りです。

テスト部位の観察は、テスト開始後30分経過、異常無しならそのまま触れずに48時間放置した後、再確認

かぶれが生じた場合は、すぐにテストを中止します。

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