美容師の過去問
第46回
関係法規・制度及び運営管理 問1
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問題
第46回 美容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
美容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。
- 美容の業務が適正に行われるように規律している。
- 美容業の経営の健全化を促進することにより、美容業の振興を図っている。
- 美容師の資格を定め、美容師の免許を受けた者でなければ美容を業としてはならないとしている。
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この過去問の解説 (3件)
01
美容師法の内容についての問題です。
美容師法の第1条に、この法律の意義や目的が定められています。
「この法律は、美容師の資格を定めるとともに、美容の業務が適正に行われるように規律し、もつて公衆衛生の向上に資することを目的とする。」
「公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。」は正しい説明です。
「美容の業務が適正に行われるように規律している。」は正しい説明です。
「美容業の経営の健全化を促進することにより、美容業の振興を図っている。」は、生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律の第1条「衛生施設の改善向上、経営の健全化、振興等を通じてその衛生水準の維持向上」に該当します。
これが誤った説明です。
「美容師の資格を定め、美容師の免許を受けた者でなければ美容を業としてはならないとしている。」は正しい説明です。
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02
関係法規に関する問題です。
美容師法の主な目的
1、美容師の資格を定めること
2、美容の業務が適正に行われるよう規律すること
3、公衆衛生の向上を資すること
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
✕・・・・誤った文章です。美容師法ではなく、生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律(生衛法)になります。
◯・・・・正しい文章です。
よって、【美容業の経営の健全化を促進することにより、美容業の振興を図っている。】が誤った記述でこの問の正解になります。
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03
美容師法制定の目的は
〇美容師の資格を定める
〇美容の業務が適正に行われるように規律する
〇公衆衛生の向上に資する
です。この3点を頭に入れて選択肢文をみていきましょう。
上に記したように、美容師法制定の目的の1つは、公衆衛生の向上に資することです。
よって正しいです。
上に記したように、美容師法制定の目的の1つは、美容の業務が適正に行われるように規律することです。
よって正しいです。
美容業の経営の健全化を促進することにより、美容業の振興を図ることは、美容師法ではなく生衛法と言われる、生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律が関係します。
よって誤りです。
上に記したように、美容師法制定の目的の1つは、美容師の資格を定めることです。
よって正しいです。
美容師法と生衛法を混同して覚えないように気をつけましょう。
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