美容師の過去問
第46回
公衆衛生・環境衛生 問4

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

一酸化炭素に関する問題です。

選択肢1. 不完全燃焼により生じる。

一酸化炭素は、炭素が燃焼する時に酸素が不十分で不完全燃焼を起こした際に発生する気体です。

これは正しい説明です。

選択肢2. 不快な臭いがする。

一酸化炭素は人体に有害ですが、無色・無臭の気体なので気付きにくく注意が必要です。

これが誤った説明です。

選択肢3. 赤血球のヘモグロビンと結合する。

一酸化炭素ヘモグロビンとの結合性が酸素の200~300倍も強いので、血液の酸素運搬能力が低下し酸素不足に陥ります。

これは正しい説明です。

選択肢4. 空気中の濃度が高くなると、頭痛、めまい、吐き気などを起こし、死に至る場合もある。

空気中の一酸化炭素濃度が高くなると、頭痛やめまい、吐き気や耳鳴りなどの中毒症状が起こり、死に至る場合もあります。

これは正しい説明です。

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02

一酸化炭素についての問題です。

一酸化炭素の特徴

 ・有機物の不完全燃焼により生じます。

 ・無色・無臭・無味・無刺激の気体です。

 ・赤血球のヘモグロビンとの結合力が酸素の200倍以上あります。

 ・空気中の濃度が高くなり中毒になると、頭痛・めまい・吐き気などを起こし、死に至る場合もあります。

選択肢1. 不完全燃焼により生じる。

不完全燃焼により生じる。・・・

 正しい文章です。

 

選択肢2. 不快な臭いがする。

不快な臭いがする。・・・

 無臭なので、誤った文章です。

選択肢3. 赤血球のヘモグロビンと結合する。

赤血球のヘモグロビンと結合する。・・・

 正しい文章です。

選択肢4. 空気中の濃度が高くなると、頭痛、めまい、吐き気などを起こし、死に至る場合もある。

空気中の濃度が高くなると、頭痛、めまい、吐き気などを起こし、死に至る場合もある。・・・

 正しい文章です。 

まとめ

不快な臭いがする。】は誤った文章なので、この問での正解です。

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03

一酸化炭素と二酸化炭素は、名称は似ていますがその性質は異なります。

選択肢1. 不完全燃焼により生じる。

一酸化炭素は、有機物が不完全燃焼したときに発生する気体です。

 

よって正しいです。

選択肢2. 不快な臭いがする。

一酸化炭素は、無色・無臭であるために、発生したことに気がつきにくい気体です。

 

よって誤りです。

選択肢3. 赤血球のヘモグロビンと結合する。

一酸化炭素は、酸素よりも、赤血球のヘモグロビンと結合しやすい気体です。

 

よって正しいです。

選択肢4. 空気中の濃度が高くなると、頭痛、めまい、吐き気などを起こし、死に至る場合もある。

一酸化炭素は、毒性が高く、体内に入ることによって、頭痛、めまい、吐き気などの中毒症状を起こし、症状が重いときは死に至る場合もあります。

 

よって正しいです。

まとめ

一酸化炭素は人体にとって危険な気体です。特徴を理解しておきましょう。

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