美容師の過去問
第47回
文化論及び美容技術理論 問8
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問題
第47回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
デザインの比率に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- パルテノン神殿など歴史的な建造物の中に、最も安定した比率とされる黄金比を見ることができる。
- 人間のプロポーションでは、身体に対して頭が相対的に大きいと全体的に大人っぽい成熟した印象を与える。
- アンバランスなデザインは、緊張感を生み出す。
- レオナルド・ダ・ヴィンチは、人体のプロポーションのカノン(基準)を描いた。
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この過去問の解説 (3件)
01
デザインの比率についての問題です。
【黄金比】最も美しいと感じるバランスの比率のことで、安定した美しさから古代より建築や未術やデザインなどに取り入れられてきました。
人間のプロポーションとは、頭の大きさに対しての身体のバランスのことです。
身体に対して頭が相対的に大きいと全体的に子どもっぽく、未成熟な印象を与えます。
・1940年頃レオナルド・ダ・ヴィンチによって理想的な人体のプロポーションを表現した『ウィトルウィウス的人体図』が描かれ、「水平に伸ばした手の長さと身長は等しい」というカノン(基準)を残しました。
《バランス》
シンメトリー・・・左右がまったく同じ状態《安定感がある》
アシンメトリー・・・左右が同じではないが、中心部からの重みや距離がバランスのとれている状態
アンバランス・・・バランスが崩れている状態《安定感がない、緊張感を生み出す》
パルテノン神殿など歴史的な建造物の中に、最も安定した比率とされる黄金比を見ることができる。・・・〇
正しい文章です。
人間のプロポーションでは、身体に対して頭が相対的に大きいと全体的に大人っぽい成熟した印象を与える。・・・✕
身体に対して頭が相対的に大きいと子どもっぽく、未成熟な印象を与えるので、誤った文章です。
アンバランスなデザインは、緊張感を生み出す。・・・〇
正しい文章です。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、人体のプロポーションのカノン(基準)を描いた。・・・〇
正しい文章です。
【人間のプロポーションでは、身体に対して頭が相対的に大きいと全体的に大人っぽい成熟した印象を与える。】は誤った文章なので、この問での正解です。
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02
【デザインに欠かせない比率】
黄金比:デザインをするのに欠かせない考え方で、人が最も美しいと感じる比率です。
プロポーション:それぞれの要素の比率やバランスです。(人体のプロポーションだと、頭と身体のバランスなどです。)
これらを参考に、デザインの比率に関する記述から、誤っている選択肢を選びましょう。
◎…正解
パルテノン神殿の他に、ミロのビーナスやピラミッドにも黄金比が見られます。
×…誤り
身体に対して頭が相対的に大きいと、子供っぽく未成熟な印象を与えます。
◎…正解
アンバランスなデザインは、安定感に欠けるため、緊張感を生み出します。
◎…正解
レオナルド・ダ・ヴィンチがは、人体のプロポーションの基準となるカノン(ウィトルウィウス人体図)を描きました。
美容国家試験では、ヘアデザインを中心に、デザインの基礎に関する項目が出題されます。また、錯覚現象に関する問題も過去には出題されたことがあるので、広く理解しておきましょう。
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03
文化論及び美容技術理論に関する問題です。
◯・・・・正しい文章です。
✕・・・・身体に対して頭が相対的に大きいと子供っぽい印象を与えるため誤った文章です。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
よって、«人間のプロポーションでは、身体に対して頭が相対的に大きいと全体的に大人っぽい成熟した印象を与える。»が誤った文章であり、この問の正解になります。
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