美容師の過去問
第47回
文化論及び美容技術理論 問10
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問題
第47回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 吸水性毛は薬剤をはじき、パーマがかかりにくい。
- 施術前のシャンプーは、刺激が少なく適度に洗浄力のあるシャンプー剤がよい。
- パーマがかかりすぎるおそれのある毛髪の場合は、つけ巻きをするとよい。
- テストカール時の適正カールの直径は、ロッドの直径の1.5倍である。
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この過去問の解説 (3件)
01
パーマネントウェーブ技術に関する問題です。
✕・・・・吸水性毛は薬剤が浸透しやすくパーマがかかりやすいため誤った文章です。
◯・・・・正しい文章です。
✕・・・・つけ巻きはパーマがかかりづらい毛髪に行う前処理(プレ処理)のため、誤った文章です。
✕・・・・ロッドの直径の2.5倍が適正カールであるため、誤った文章です。
施術前のシャンプーは、刺激が少なく適度に洗浄力のあるシャンプー剤がよい。が正しい文章です。
パーマの前に行うシャンプーは頭皮の汚れを落とす目的のため、適度に洗浄力のあるシャンプー剤が良いです。
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02
パーマネントウェーブ技術についての問題です。
〖パーマがあたりやすい髪質〗に対するプレ処理
・軟毛 ・ダメージヘア ・吸水性毛 >>> トリートメント巻き
〖パーマがあたりにくい髪質〗に対するプレ処理
・硬毛 ・健康毛 ・撥水性毛 >>> つけ巻き
★テストカールでみる適正カール直径は、使用したロッドの直径の約2.5倍です。
吸水性毛は薬剤をはじき、パーマがかかりにくい。・・・✕
吸水毛は薬剤を吸い込みやすく、パーマがかかりやすいので誤った文章です。
施術前のシャンプーは、刺激が少なく適度に洗浄力のあるシャンプー剤がよい。・・・〇
正しい文章です。
パーマがかかりすぎるおそれのある毛髪の場合は、つけ巻きをするとよい。・・・✕
つけ巻きはパーマがあたりにくい場合に使用するプレ処理なので、誤った文章です。
テストカール時の適正カールの直径は、ロッドの直径の1.5倍である。・・・✕
ロッドの直径の2.5倍が正しいので、誤った文章です。
【施術前のシャンプーは、刺激が少なく適度に洗浄力のあるシャンプー剤がよい。】が正しい文章なので、正解です。
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03
【パーマネントウェーブ施術時の注意事項】
・毛髪診断を行う…薬液や技術の選定のため、過去の履歴や、毛髪の状態をしっかりと確認する必要があります。
・1液はしっかりと洗い流す…酸化が不十分になり、毛髪を痛めたり、かかりムラの原因になります。
・正しいロッドを選ぶ…フルウエーブを作るために必要なロッドの長さはロッドの3回転分です。
これらを参考に、パーマネントウェーブ技術に関する、正しい選択肢を選びましょう。
×…不正解
吸水性毛は薬剤を吸収しやすく、パーマがかかりやすい性質があります。一方、薬剤をはじく撥水性毛はパーマがかかりにくい場合があります。
◎…正解
パーマネントウェーブの施術前のシャンプーは、頭皮への刺激が少ないシャンプー剤を使用するのが望ましいとされています。
×…不正解
パーマがかかりすぎるおそれがある場合は、作用が穏やかな還元剤を使用したり、作用時間を短くするのがよいとされています。逆にパーマがかかりにくい毛髪の場合には、つけ巻きが有効です。
×…不正解
テストカール時の適正カールの直径は、ロッドの直径の約2.5倍です。
パーマネントウェーブに関する問題では、薬剤の知識から施術方法まで、幅広く出題されます。美容師国家試験では必ず出題される項目なので、しっかりと理解しておきましょう。
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