美容師 過去問
第50回
問44 (文化論及び美容技術理論 問4)

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問題

美容師試験 第50回 問44(文化論及び美容技術理論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

頭部のポイントとヘアラインに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 頭部の生え際をヘアラインという。
  • 頭部の頂点で正中線上の点をゴールデンポイントという。
  • 鬢(びん)の生え際をサイドラインという。
  • 正中線上で後頭部の一番凸の部分をバックポイントという。

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この過去問の解説 (1件)

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この問題のポイントは以下の通りです。

 

1. ヘアライン(生え際)

  ヘアラインとは、髪の毛が生えている最前線、つまり、額の上端の部分を指します。

  顔の輪郭と接する部分で、髪の毛の境界線が形成されています。

  個人によってヘアラインの形状や高さは異なります。

 

2. ゴールデンポイント

  ゴールデンポイントは、頭部の頂点に位置する、正中線上の点を指します。

  頭部を上下に分けた際の中心点で、髪型のバランスやシンメトリーを保つために重要な位置です。 

  ヘアデザインやカット、パーマなどで参考にされることが多い場所です。

 

3. サイドライン(鬢の生え際)

  サイドラインは、耳の上、鬢(びん)部分の生え際を指します。

  この部分は、髪型をデザインする際に、特にサイド部分のボリューム感やラインを決める際に意識されます。

  サイドラインをきれいに整えることは、顔の輪郭を引き立てるために重要です。

 

4. バックポイント

  バックポイントは、頭部の後ろの部分で、正中線上で後頭部の一番凸の部分を指します。

  後頭部が一番高くなる場所で、髪型を整える上で重要なポイントです。

  特に、ショートカットやアップスタイルを作る際にこのバックポイントを意識してカットを行うことが多いです。

選択肢1. 頭部の生え際をヘアラインという。

正しい

 

生え際を指します。特に額の前髪のラインが「ヘアライン」です。

選択肢2. 頭部の頂点で正中線上の点をゴールデンポイントという。

誤り

 

頭部の正中線上の頂点に位置する部分ではなく、

正確には額の上部と後頭部の中心を結んだラインが作る理想的な「黄金比」に基づいたポイントです。

この点は顔や髪型のバランスを整えるために重要ですが、「正中線上の点」と表現するのは誤りです。

選択肢3. 鬢(びん)の生え際をサイドラインという。

正しい

 

髪の生え際が耳の上に位置する部分を指します。

鬢(びん)は耳の上、髪の生え際の部分を指します。

選択肢4. 正中線上で後頭部の一番凸の部分をバックポイントという。

正しい

 

正中線上で後頭部の一番凸の部分を指し、これは「バックポイント」と呼ばれます。

まとめ

ヘアライン:髪の生え際、額の上端にある。

ゴールデンポイント:頭部の頂点、正中線上の中心点。

サイドライン:耳の上部、鬢の生え際。

バックポイント:後頭部の正中線上、後ろの凸部分。

 

これらのポイントは、美容師やヘアデザイナーが髪型を作る際に重要な指標となります。

各ポイントを意識することで、バランスの取れた、美しい髪型が作りやすくなります。

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