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二級ボイラー技士の過去問 平成27年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問23

問題

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油だきボイラーにおける重油の加熱について、誤っているものは次のうちどれか。
   1 .
粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。
   2 .
C重油の加熱温度は、一般に80~105℃である。
   3 .
加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。
   4 .
加熱温度が低すぎると、すすが発生する。
   5 .
加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。
( 二級ボイラー技士試験 平成27年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問23 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は 「加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。」 です。

選択肢1. 粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。

重油は加熱すると粘度が低くなるため噴霧しやすくなります。

選択肢2. C重油の加熱温度は、一般に80~105℃である。

C重油は粘度が高いため80~105℃に加熱する必要があります。

選択肢3. 加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。

加熱温度が高すぎるとベーパロックやいきづき燃焼が起こります。

選択肢4. 加熱温度が低すぎると、すすが発生する。

加熱温度が低すぎるとすすが発生します。

選択肢5. 加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。

バーナ管内でベーパロックを起こすのは加熱温度が高すぎる場合です。

付箋メモを残すことが出来ます。
19

設問は、油だきボイラにおける重油の加熱について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

選択肢1. 粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。

加熱すると、重油の粘度は低下するため、粘度の高い重油については、噴霧に適した粘度にするため加熱します。
粘度が高いままだと、油滴が細かくならないため、燃焼状態が悪くなってしまいます。

選択肢2. C重油の加熱温度は、一般に80~105℃である。

C重油の加熱温度は、一般に80~105℃くらいです。

選択肢3. 加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。

燃料の加熱温度が高すぎる状態でバーナに着火すると、いきづき燃焼となることがあります。
バーナの油管内で、ベーパロックを起こしやすくなるためです。

選択肢4. 加熱温度が低すぎると、すすが発生する。

加熱温度が低すぎると、油滴が大きくて酸素と十分に接触できず、不完全燃焼となりやすいため、すすが発生します。

選択肢5. 加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。

加熱温度が高すぎると、バーナの油管内で燃料がガス化して、ベーパロックを起こすことがあります。

まとめ

以上の説明により、選択肢「加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。」が誤っていることがわかります。

11

正解は「加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。」です。

選択肢1. 粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。

正解です。

粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱します。粘度が高いと噴霧状態になりにくいからです。

選択肢2. C重油の加熱温度は、一般に80~105℃である。

正解です。

記載の通りです。C重油の加熱温度は一般に80~105℃です。覚えておきましょう。

選択肢3. 加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。

正解です。

いきづき燃焼とは、炎の勢いが強かったり、消えそうになったりする状態のことです。

選択肢4. 加熱温度が低すぎると、すすが発生する。

正解です。

加熱温度が低いと、不完全燃焼が発生するので、すすが生じやすくなります。

選択肢5. 加熱温度が低すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こす。

誤っています。

加熱温度が高すぎると、バーナ管内でベーパロックを起こします。

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