二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
関係法令 問34

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 関係法令 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の 内に入れるA及びBの語句の組合せとして、法令上、正しいものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。

「鋳鉄製ボイラー( 小型ボイラーを除く。)において、 給水が水道その他[ A ]を有する水源から供給される場合には、当該水源に係る管を[ B ]に取り付けなければならない。」
  • A:高濃度塩素  B:膨張管
  • A:ろ過装置   B:膨張管
  • A:ろ過装置   B:返り管
  • A:圧力     B:返り管
  • A:圧力     B:ボイラー本体

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この過去問の解説 (3件)

01

鋳鉄製蒸気ボイラーでは、復水を循環して使用するのを原則として、返り管を備えているので、給水管はボイラーに直接ではなく、この返り管に取り付けます。

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02

正答は「4」です。

設問は、鋳鉄製ボイラにおける圧力を有する水源からの給水について問われています。

以下に、説明します。

 設問については、ボイラー構造規格第100条に記載されています。

 文の空欄を埋めると、以下のようになります。

「鋳鉄製ボイラー( 小型ボイラーを除く。)において、 給水が水道その他『圧力』を有する水源から供給される場合には、当該水源に係る管を『返り管』に取り付けなければならない。」

 鋳鉄はもろく、温度変化に弱い材質のため、冷たい水を直接ボイラに給水せず、温かい復水が流れる返り管に取り付けることによって、温度変化による破損を防ぐ効果があります。

以上の説明により、選択肢4が適切であることがわかります。

正答は「4」です。

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03

4.が正解です。

鋳鉄製ボイラー( 小型ボイラーを除く。)において、 給水が水道その他圧力を有する水源から供給される場合には、当該水源に係る管を返り管に取り付けなければならなりません。

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