二級ボイラー技士の過去問
令和3年10月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問23
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
二級ボイラー技士試験 令和3年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
石炭の工業分析において、分析値として表示されない成分は次のうちどれか。
- 水分
- 灰分
- 揮発分
- 固定炭素
- 水素
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は,5です。
石炭の工業分析に関する問題です。
工業分析について
石炭を工業的に利用する際に目安となる性質を表示するための分析方法です。
項目は,水分・灰分・揮発分・固定炭素になります。
元素分析について
石炭に含まれる,炭素・水素・窒素・硫黄・酸素を表示するための分析方法です。
石炭の工業分析で求めた水分と灰分を除いた無水・無灰基準の質量百分率を表します。
1.表示されます。
2.表示されます。
3.表示されます。
4.表示されます。
5.表示されません。(元素分析の項目です。)
参考になった数45
この解説の修正を提案する
02
正解は、5です。
石炭の工業分析は、石炭の品質を調べるために行う方法です。
工業分析では、以下の4要素に区別します。
石炭の工業分析:固定炭素、揮発分、灰分、水分
1. 水分・・・・少ないほど発熱量が高く、着火しやすいです。
2. 灰分・・・・少ないほど発熱量が高く、廃棄物がのこりにくいです。
3. 揮発分・・・可燃成分です。
4. 固定炭素・・可燃成分です。石炭化が進むほど、揮発分が減って固定炭素が多くなります。
5. 水素・・・・工業分析ではなく、元素分析の要素です。
石炭の元素分析:炭素、酸素、水素、窒素、硫黄、灰分(不燃残渣物)
参考になった数26
この解説の修正を提案する
03
正解は、 5 です。
工業分析は、固体燃料を気乾状態にして水分、灰分、揮発分を測定します。
更に残りを固定炭素として算出するものです。
ですので、5の水素は、該当しません。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
前の問題(問22)へ
令和3年10月公表問題一覧
次の問題(問24)へ