調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問10

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 医療保険制度 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

調剤基本料1を算定する保険薬局が受け付けた処方箋を令和2年調剤報酬点数表を用いて算定した時、間違っているものを選びなさい。

患者情報:81歳/後期高齢者医療(本人)高一/3ヶ月以内に来局あり/おくすり手帳持参

処方①
ピオグリダゾンOD錠15mg「トーワ」 1錠(薬価:17.5円/錠)
デベルザ錠20mg 1錠(薬価:185.4円/錠)
1日1回朝食後 30日分

処方②
ボグリボースOD錠0.2mg「トーワ」3錠(薬価:10.1円/錠) 1日3回毎食後 30日分

以上、一包化
  • 薬学管理料:43点
  • 調剤料:154点
  • 薬剤料:690点
  • 一包化加算:80点
  • 一部負担金:1,100円

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この過去問の解説 (3件)

01

間違っているのは 一包化加算:80点 です。

 

調剤基本料1

42点

 

調剤料

22~30日が2剤なので、

77×2=154点

 

一包化加算 

42日分以下は7日毎 34点となるため、

30日=7×4+2 で、

(4+1)×34=170点

 

薬剤料

17.5+185.4=202.9

20×30=600点

10.1×3=30.3

3×30=90点

計 690点

 

薬剤服用歴管理指導料

3ヶ月以内に来局・お薬手帳持参のため43点

 

合計点 1099点

 

高一のため、

1099×10×0.1=1099

一部負担金:1,100円

 

よって、誤っているものは 一包化加算であり、正しくは170点となります。

参考になった数2

02

正解は4番です。

一包化加算の点数は一律ではありません。日数によって変わります。

42日分以下:34点/7日

43日分以上:240点

処方箋の備考欄に記載された「高一」は、後期高齢者医療で一般・低所得者の患者のことです。負担割合は1割です。

参考になった数2

03

誤っているのは

一包化加算:80点

です。

 

一包化加算は、

処方日数が42日以下で34点/7日、

43日以上で240点となります。

 

30日分を一包化しているので、

34×5=170点が正しい一包化加算の点数です。

選択肢1. 薬学管理料:43点

3ヶ月以内に来局あり、おくすり手帳持参なので43点です。

選択肢2. 調剤料:154点

30日分の内服薬が2剤なので、

77×2=154点です。

選択肢3. 薬剤料:690点

処方①

(17.5+185.4)÷10=20.29

五捨五超入をして20点。

30日分処方されているので、

20×30=600点

 

処方②

10.1×3÷10=3.03

五捨五超入をして3点。

30日分処方されているので、

3×30=90点

以上合計して 690点

選択肢5. 一部負担金:1,100円

調剤基本料1:42点、薬学管理料:43点、調剤料:154点、

薬剤料:690点、一包化加算:170点

なので、これらを足すと、

42+43+154+690+170=1099 

 

高一(自己負担1割)なので、

10990×0.1=1099

10円未満は四捨五入して、1100円となります。

参考になった数1