調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問11
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 医療保険制度 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
調剤基本料1を算定する保険薬局が受け付けた処方箋を令和2年調剤報酬点数表を用いて算定した時、間違っているものを選びなさい。
患者情報:1歳/国民健康保険(家族)/3ヶ月以内来局あり/おくすり手帳持参
処方①
カルボシステインシロップ小児用5%「トーワ」 8ml(薬価:2.6円/1ml)
レボセチリジン塩酸塩シロップ0.05%「サワイ」5ml(薬価:6.7円/1ml)
1日2回朝・夕食後 4日分
処方②
レボフロキサシン点眼液1.5%「ニットー」5ml(薬価:22.5円/1ml) 1日3回1回1滴 両眼
患者情報:1歳/国民健康保険(家族)/3ヶ月以内来局あり/おくすり手帳持参
処方①
カルボシステインシロップ小児用5%「トーワ」 8ml(薬価:2.6円/1ml)
レボセチリジン塩酸塩シロップ0.05%「サワイ」5ml(薬価:6.7円/1ml)
1日2回朝・夕食後 4日分
処方②
レボフロキサシン点眼液1.5%「ニットー」5ml(薬価:22.5円/1ml) 1日3回1回1滴 両眼
- 調剤基本料1:42点
- 乳幼児服薬指導加算:12点
- 調剤料:38点
- 薬剤料:30点
- 計量混合調剤加算:35点
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
調剤基本料1
42点
調剤料
4日分 1剤と 外用1剤となるため、
28+10=38点
計量混合加算
液剤のため35点
薬剤料
2.6×8+6.7×5=54.3円
5×4=20点
22.5×5=112.5円
11×1=11点
計 31点
3ヶ月以内来局あり・おくすり手帳持参のため
薬剤服用歴管理指導料1 43点
1歳のため
乳幼児服薬指導加算 12点
合計点数 201点
乳幼児のため2割負担となり、
201×10×0.2=402
一部負担金 400円
よって、間違っているのは4.薬剤料であり、正しくは 31点 となります。
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02
誤っているのは
薬剤料:30点
です。
処方①
(2.6×8+6.7×5)÷10=5.43
五捨五超入をして5点。
4日分処方されているので、
5×4=20点
処方②
22.5×5÷10=11.25
五捨五超入をして11点
合計して20+11=31点が正しい薬剤料となります。
6歳未満の患者とその家族に対して適切な服薬の指導を行った場合に算定されます。
内服薬が7日以下の処方が1剤、外用薬の処方が1調剤あるので、
28+10=38点です。
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03
正解は4番です。
この処方箋の薬剤料は31点です。計算内訳は次のようになります。
処方①
(2.6×8ml)+(6.7×5ml)=54.3円
54.3÷10=5.43≒5点(単位薬剤料)
5点×4日=20点
処方②
22.5×5=112.5
112.5÷10=11.25≒11点
12点×1調剤=12点
計量混合調剤加算は、液剤35点、散剤45点、軟・硬膏80点です。
1調剤の中に2種類以上の液剤または散剤が含まれている場合は、「混合」などの指示がなくても計量混合調剤したものとします。
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