調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問12
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 医療保険制度 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
調剤基本料1を算定する保険薬局が受け付けた処方箋を令和2年調剤報酬点数表を用いて算定した時、間違っているものを選びなさい。
患者情報:8歳/共済組合(家族)/3ヶ月以内おくすり手帳持参
処方①
モンテカルストチュアブル錠5mg「明治」 1錠(薬価:32.4円/錠) 1日1回夕食後 30日分
処方②
エピナスチン塩酸塩錠20mg「トーワ」1錠(薬価:27.7円/錠) 1日1回夕食後 30日分
処方③
アンブロキソール塩酸塩錠15mg「トーワ」2錠(薬価:5.7円/錠)
カルボシステイン錠500mg「トーワ」2錠(薬価:7.9円/錠)
1日2回朝・夕食後 7日分
患者情報:8歳/共済組合(家族)/3ヶ月以内おくすり手帳持参
処方①
モンテカルストチュアブル錠5mg「明治」 1錠(薬価:32.4円/錠) 1日1回夕食後 30日分
処方②
エピナスチン塩酸塩錠20mg「トーワ」1錠(薬価:27.7円/錠) 1日1回夕食後 30日分
処方③
アンブロキソール塩酸塩錠15mg「トーワ」2錠(薬価:5.7円/錠)
カルボシステイン錠500mg「トーワ」2錠(薬価:7.9円/錠)
1日2回朝・夕食後 7日分
- 薬学管理料:43点
- 乳幼児服薬指導加算:12点
- 調剤料:182点
- 薬剤料:201点
- 一部負担金:1,400円
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この過去問の解説 (3件)
01
乳幼児服薬指導加算は、6歳未満の乳幼児にかかる調剤について必要な情報(乳幼児の体重、適切な剤形など)等を確認した上で、必要な指導(切な服薬方法、誤飲防止)などの実施と、これらを薬歴とおくすり手帳に記載した場合に算定します。
内服錠とチュアブル錠、舌下錠等のように服用方法が異なる場合は、服用時点が同一であっても別剤として調剤料を算定できます。
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02
誤っているのは
乳幼児服薬指導加算:12点
です。
6歳未満の患者に対して算定される加算なので、
この場合8歳の患者なので算定しません。
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03
正解は2です。
調剤基本料1 42点
調剤料
チュアブル錠と内服錠のため、用法は一緒でも別剤として扱うため、
22~30日 77点×2
1~7日 28点×1
計105点
薬剤料
32.4×1=32.4
3×30=90点
27.7×1=27.7
3×30=90点
5.7×2+7.9×2=27.2
3×7=21点
計 201点
3か月以内来局・お薬手帳持参のため
薬剤服用歴管理指導料1 43点
合計点 468点
3割負担となるため、
468×10×0.3=1404
10円以下師四捨五入で、
一部負担金 1,400円となります。
よって、誤っているのは2.乳幼児服薬指導加算です。
乳幼児(6歳未満)に対しての加算のため、対象となりません。
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