調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問14

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 医療保険制度 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

調剤基本料1を算定する保険薬局が受け付けた処方箋を令和2年調剤報酬点数表を用いて算定した時、間違っているものを選びなさい。

患者情報:60歳/国民健康保険(本人)/3ヶ月以内来局あり/おくすり手帳持参

処方①
ノルバスク錠5mg 1錠(薬価:35.3円/錠) 1日1回朝食後 14日分

処方②
ノルバスク錠2.5mg1錠(薬価:20.3円/錠) 1日1回夕食後 14日分
  • 調剤基本料1:42点
  • 薬学管理料:43点
  • 調剤料:110点
  • 薬剤料:84点
  • 一部負担金:670円

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

調剤基本料1 42点

調剤料

同一剤形のため、1剤として計算します。

8~14日 55点から

55×1=55点

薬剤料

35.3×1+20.3×1=55.6

6×14=84点

3ヶ月以内来局・おくすり手帳持参のため、

薬剤服用歴管理指導料1 43点

合計点 224点

224×10×0.3=672

一部負担金 670円

よって、誤っているのは3.調剤料であり、正しくは55点となります。

参考になった数1

02

正解は3番です。

同一有効成分で同一剤形の薬剤が複数ある場合は、その数にかかわらず1剤として算定します。
この場合の処方は1剤の調剤料55点を算定します。
レセプトには次のように記載します。
 ノルバスク錠5mg 1錠(不均等1-0)
 ノルバスク錠2.5mg1錠'(不均等0-1)
 1日2回朝・夕食後 14日分

参考になった数1

03

誤っているのは

調剤料:110点

です。

 

同一剤形、同一有効成分のため、一剤として扱われます。

そのため8日以上14日以下の55点が正しい調剤料となります。

選択肢4. 薬剤料:84点

35.3×1÷10=3.53

五捨五超入をして4点。

20.3×1÷10=2.03

五捨五超入をして2点。

14日分処方されているので、

6×14=84点となります。

選択肢5. 一部負担金:670円

調剤基本料1:42点、薬学管理料:43点、

調剤料:55点、薬剤料:84点

を合計して、

42+43+55+84=224

2240×0.3=672

10円未満は四捨五入して、670円となります。

参考になった数0