調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2021年11月公開問題
問15
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2021年11月公開問題 高齢者医療制度 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
調剤基本料1を算定する保険薬局が受け付けた処方箋を令和2年調剤報酬点数表を用いて算定した時、間違っているものを選びなさい。
患者情報:72歳/国民健康保険(本人)/3ヶ月以内来局あり/おくすり手帳持参
処方①
ノルバスク錠5mg 1錠(薬価:35.3円/錠) 1日1回朝食後 14日分
処方②
ノルバスクOD錠2.5mg1錠(薬価:20.3円/錠) 1日1回夕食後 14日分
患者情報:72歳/国民健康保険(本人)/3ヶ月以内来局あり/おくすり手帳持参
処方①
ノルバスク錠5mg 1錠(薬価:35.3円/錠) 1日1回朝食後 14日分
処方②
ノルバスクOD錠2.5mg1錠(薬価:20.3円/錠) 1日1回夕食後 14日分
- 調剤基本料1:42点
- 薬学管理料:43点
- 調剤料:110点
- 薬剤料:84点
- 一部負担金:840円
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は5です。
調剤基本料1 42点
調剤料
同一有効成分の処方ですが、内服錠とOD錠と服用方法が異なるので、別剤として扱います。
8~14日は55点となるため、
55×2=110点
薬剤料
35.3×1=35.3
4×14=56点
20.3×1=20.3
2×14=28点
計 84点
3ヶ月以内来局・お薬手帳持参なので、
薬剤服用歴管理指導料1 43点
合計点 279点
前期高齢者のため2割となり、
279×10×0.2=558
一部負担金 560円
よって、誤っているのは5.一部負担金であり、正しくは560円となります。
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02
誤っているのは
一部負担金:840円
です。
内服錠とOD錠とで剤形が異なるため2剤と扱います。
処方①
35.3×1÷10=3.53
五捨五超入をして4点。
14日分処方されているので、4×14=56点。
処方②
20.3×1÷10=2.03
五捨五超入をして2点。
14日分処方されているので、2×14=28点。
合計して56+28=84点。
調剤基本料1:42点、薬学管理料:43点、
調剤料:110点、薬剤料:84点
を合計して、
42+43+110+84=279
2割負担なので、2790×0.2=558
10円未満は四捨五入して、560円が正しい答えとなります。
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03
前期高齢者の患者の処方箋なので、一部負担金は2割で算定します。この場合は560円になります。
同一有効成分の処方ですが、この場合剤形が違うのでそれぞれを2剤として調剤料を算定します。
この場合の処方は2剤×55点の調剤料110点を算定します。
内服錠とOD錠、舌下錠等のように服用方法が異なる場合は、服用時点が同一であっても別剤として調剤料を算定できます。
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