調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問71

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 公費負担医療制度 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は公費負担医療とその対象の組み合わせを示したものである。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 医療扶助-----生活保護を受けている人
  • 更生医療-----50歳の慢性腎不全の透析患者
  • 特定医療-----全身性エリテマトーデスの患者
  • 療育の給付-----15歳のⅠ型糖尿病患者
  • 育成医療-----10歳の先天性緑内障

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

誤った組み合わせは、「療育の給付-----15歳のⅠ型糖尿病患者」です。

公費負担医療の条件について問われていました。

選択肢1. 医療扶助-----生活保護を受けている人

正しい組み合わせです。

生活保護制度では、生活扶助、住宅扶助など様々な扶助が行われていますが、そのうちの1つとしては、医療機関での医療扶助があります。

選択肢2. 更生医療-----50歳の慢性腎不全の透析患者

正しい組み合わせです。

人工透析患者では更生医療の他に、マル長と呼ばれるような特定疾病療養などの制度も受けることができます。

選択肢3. 特定医療-----全身性エリテマトーデスの患者

正しい組み合わせです。

全身性エリテマトーデスは、指定難病49とされており特定医療の制度の対象となります。

選択肢4. 療育の給付-----15歳のⅠ型糖尿病患者

誤った組み合わせです。

療養の給付ではなく、小児慢性特定疾患医療費助成制度に該当すると思われます。

選択肢5. 育成医療-----10歳の先天性緑内障

正しい組み合わせです。

育成医療では18歳未満の身体に障害のある児童を対象とした補助制度です。

肢体不自由によるもの、音声、言語、咀嚼機能障害によるものなど対象は様々ですが、今回は、視覚障害によるものという項目が該当すると思われます。

参考になった数1

02

誤っているのは

療育の給付-----15歳のⅠ型糖尿病患者

です。

 

15歳のⅠ型糖尿病患者は小児慢性特定疾患医療支援の対象となります。

小児慢性特定疾患医療支援とは、特定の慢性疾患をもつ小児の医療費が軽減されるものです。

特定疾患としてはがん、免疫疾患など多岐に渡り糖尿病もこれに含まれます。

参考になった数0

03

公費負担医療に関する問題です。

選択肢1. 医療扶助-----生活保護を受けている人

正しい組み合わせです。

選択肢2. 更生医療-----50歳の慢性腎不全の透析患者

正しい組み合わせです。

選択肢3. 特定医療-----全身性エリテマトーデスの患者

正しい組み合わせです。

選択肢4. 療育の給付-----15歳のⅠ型糖尿病患者

誤りです。

15歳のⅠ型糖尿病患者の場合、対象となる公費負担医療は小児慢性特定疾患医療支援です。

選択肢5. 育成医療-----10歳の先天性緑内障

正しい組み合わせです。

参考になった数0