調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問18

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 医事法規一般 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5はレセプトの保険種別欄、本人・家族欄、給付割合欄について述べたものである。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 法別番号39で始まる後期高齢者医療保険の場合の「保険種別欄1」は「3後期」のところに〇をつける。
  • 国民健康保険と公費の併用の場合の「保険種別欄1」は「1社・国」「2公費」の2つに〇をつけるのではなく、「1社・国」のみに〇をつける。
  • 小学校入学前の患者の場合、「本人・家族」欄は「4六外」に〇をつける。
  • 国民健康保険の場合は給付割合欄を記入しなければならない。
  • 退職者で特定保険組合に加入している本人の「保険種別欄1」は「4退職」に〇をつける。

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この過去問の解説 (2件)

01

誤っているのは

退職者で特定保険組合に加入している本人の「保険種別欄1」は「4退職」に〇をつける。

です。

退職者で特定保険組合に加入している場合、

特例退職者医療の対象であり、被用者保険の一部として見なされます。

つまり、特定保険組合に加入している退職者本人の保険種別欄1は「1社・国」に〇をつけるのが正しく、法別番号は63と表されます。

選択肢2. 国民健康保険と公費の併用の場合の「保険種別欄1」は「1社・国」「2公費」の2つに〇をつけるのではなく、「1社・国」のみに〇をつける。

2公費に〇をつける場合は、他の保険との併用がない時です。

この場合は保険種別欄1で1社・国に〇をつけたら、

保険種別欄2で2併または3併に〇をつけます。

選択肢4. 国民健康保険の場合は給付割合欄を記入しなければならない。

国民健康保険および退職者医療の場合は給付割合の記入が必要となります。

選択肢5. 退職者で特定保険組合に加入している本人の「保険種別欄1」は「4退職」に〇をつける。

先述のように、特定保険組合に加入している場合は1社・国に〇をつけます。

まとめ

特例退職者70歳から74歳の高齢受給者に関してはいずれも保険種別欄1は「1社・国」に〇となります。3後期や4退職と間違わないようにしましょう。

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02

レセプトに関する問題です。

選択肢1. 法別番号39で始まる後期高齢者医療保険の場合の「保険種別欄1」は「3後期」のところに〇をつける。

正しい記述です。

選択肢2. 国民健康保険と公費の併用の場合の「保険種別欄1」は「1社・国」「2公費」の2つに〇をつけるのではなく、「1社・国」のみに〇をつける。

正しい記述です。

選択肢3. 小学校入学前の患者の場合、「本人・家族」欄は「4六外」に〇をつける。

正しい記述です。

選択肢4. 国民健康保険の場合は給付割合欄を記入しなければならない。

正しい記述です。

選択肢5. 退職者で特定保険組合に加入している本人の「保険種別欄1」は「4退職」に〇をつける。

誤りです。

特定保険組合の場合は「1社・国」のところに〇をつけます。

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