調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問19

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 保険薬局業務 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5の薬剤のうち、加算に関係のあるものはどれか。1つ選びなさい。
  • プロブレス錠4mg
  • ウブレチド錠5mg
  • メプチン錠50μg
  • ネルボン散1%
  • ジスロマック錠250mg

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この過去問の解説 (2件)

01

正解はウブレチド錠5mgです。

ウブレチド錠5mgは手術後および神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難、重症筋無力症に対して使用される医薬品で、毒薬に指定されているため毒薬加算が算定されます。

この医薬品の使用により意識障害を伴う致命的な転帰をたどるおそれがあるため、投与には厳重な注意が必要となっています。

その他の医薬品については以下で詳しく説明していきます。

選択肢1. プロブレス錠4mg

高血圧や軽度から中程度の慢性の心不全に対して使用されます。

妊産婦、授乳婦への投与は禁止となっています。

選択肢2. ウブレチド錠5mg

先述の通りウブレチド錠5mgは毒薬です。

妊産婦や授乳婦、小児への投与は安全性が確立していないため基本的に投与しないこととなっているほか、高齢者や持病のある人への投与も慎重に行う必要があるとされています。

選択肢3. メプチン錠50μg

喘息などによる呼吸困難を改善するために使用されます。

妊産婦への投与は禁止となっています。

選択肢4. ネルボン散1%

脳の神経の過剰な興奮を抑え、けいれんなどの発作や寝つきの悪さを改善するために使用されます。

就寝前の投与とし、危険を伴う機械の操作などには従事させないように注意する必要があります。

選択肢5. ジスロマック錠250mg

抗菌作用をもつ医薬品で、細菌性の炎症に使用されます。

妊産婦への投与は禁止となっています。

まとめ

調剤薬局事務の業務において、直接毒薬や劇薬を扱うことはほぼありませんが、不正な流出や誤用などを防ぐためにしっかりと覚えましょう。

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02

正解は「ウブレチド錠5mg」です。毒薬です。

毒薬は数がすくないので、この名前を覚えておくといいでしょう。

参考になった数2