調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問40

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 保険薬局業務 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

処方箋に力価表示で以下のように書かれていた場合、患者が1回に飲む薬の量はどうなるか。1~5の中から1つ選びなさい。

オセルタミビルDS 3% 150mg
……分2(朝、夕食後)5日分
  • 0.15g
  • 0.75g
  • 1g
  • 2.5g
  • 5g

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この過去問の解説 (2件)

01

正しいものは「2.5g」です。

オセルタミビルDS3%は、1g中に3%の成分が入っているという意味です。1gは1000mg、3%は0.03ですから、

1000mg×0.03=30mg

つまり、30mgで1gということです。

1日量は150mgですから、

150÷30=5 1日量は5g。

これを2回に分けて飲むので、5÷2=2.5、2.5gです。

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02

正解は2.5gです。

力価表示がされている場合、患者に対して有効な成分量として表示されています。

実際に飲む量は薬剤の成分濃度から計算する必要があります。

力価は

A%×Bg×10=Cmg

で計算することができます。

設問の数値をそれぞれ当てはめると

3%×Bg×10=150mg

となります。

左辺を移項して計算すると、

B=150÷30

B=5gとなります。 

一日5g飲めば有効な成分量である150mgを満たすことができます。

そして設問では1日2回の服用となっているので、

5÷2=2.5g

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