調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問46

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 薬学一般 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は薬物療法に関する説明である。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 糖尿病の患者にインスリンを投与して治療することは補充療法である。
  • インフルエンザなどのワクチン接種は予防療法である。
  • 結核に対して使われるペニシリンは原因療法である。
  • 感冒の患者に投与するPL顆粒は対症療法である。
  • 鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与し、治療することは対症療法である。

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この過去問の解説 (2件)

01

誤っているのは

鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与し、治療することは対症療法である。

です。

鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与することは、鉄が不足しているのを補うために行っているので補充療法になります。

薬物による治療方法には補充療法のほかに、原因療法、対症療法、予防療法があります。

原因療法は病気の原因を根本的に取り除く治療法、対症療法は病気の症状を和らげるもの、予防療法はワクチン接種などの病気の予防のために行うものです。

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02

薬物療法に関する問題です。

選択肢1. 糖尿病の患者にインスリンを投与して治療することは補充療法である。

正しい記述です。

選択肢2. インフルエンザなどのワクチン接種は予防療法である。

正しい記述です。

選択肢3. 結核に対して使われるペニシリンは原因療法である。

正しい記述です。

選択肢4. 感冒の患者に投与するPL顆粒は対症療法である。

正しい記述です。

選択肢5. 鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与し、治療することは対症療法である。

誤っています。

文中の「対症療法」が誤りで、正しくは「補充療法」です。

参考になった数1