調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年12月公開問題
問1

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年12月公開問題 薬学一般 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は薬について述べたものである。正しいものはどれか。1つ選びなさい。
  • 気管支拡張剤には内服薬しかない。
  • 坐薬は肛門から入れるため、局所的な効能しかない。
  • 漢方薬は、いわゆる「薬草」と呼ばれる植物由来の薬である。
  • トローチは口から入れるが、区分は内服薬ではなく、外用薬である。
  • 口腔内崩壊フィルム剤は外用薬の一種である。

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この過去問の解説 (2件)

01

薬に関する問題です

選択肢1. 気管支拡張剤には内服薬しかない。

誤りです。

気管支拡張剤は内服薬の他、吸入やテープ剤といった外用薬があります。

選択肢2. 坐薬は肛門から入れるため、局所的な効能しかない。

誤りです。

痔核のために使う坐薬は局所的ですが、解熱鎮痛効果のある坐薬は全身作用です。

選択肢3. 漢方薬は、いわゆる「薬草」と呼ばれる植物由来の薬である。

誤りです。

漢方薬は植物に限らず、鹿の角や牛の胆石のように動物由来のものもあります。

選択肢4. トローチは口から入れるが、区分は内服薬ではなく、外用薬である。

正しいです。

選択肢5. 口腔内崩壊フィルム剤は外用薬の一種である。

誤りです。

口腔内崩壊フィルム剤は内服薬の一種です。

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02

正しい記述は「トローチは口から入れるが、区分は内服薬ではなく、外用薬である。」です。

医薬品には様々な剤形があります。

保険請求上、適切な剤型を選択しないと正しい点数が請求できない場合もあるので覚えておく必要があります。

選択肢1. 気管支拡張剤には内服薬しかない。

誤った記述です。

気管支喘息などで使用する、気管支拡張剤は内服薬の他にテープ剤や吸入薬が存在し、多く使用されています。

選択肢2. 坐薬は肛門から入れるため、局所的な効能しかない。

誤った記述です。

坐薬には痔の治療などで使用される局所に作用するものと、解熱鎮痛剤など粘膜を通じて全身に作用するものがあります。

選択肢3. 漢方薬は、いわゆる「薬草」と呼ばれる植物由来の薬である。

誤った記述です。

生薬は植物由来のものが多いですが、動物、または鉱物由来の生薬もいくつか存在します。

選択肢4. トローチは口から入れるが、区分は内服薬ではなく、外用薬である。

正しい記述です。

トローチは口の中に入れて使用しますが、外用薬となります。

理由としては、口の中には入れますが口腔内や喉の粘膜に直接作用するからです。

うがい薬も同様の理由で外用薬となります。

選択肢5. 口腔内崩壊フィルム剤は外用薬の一種である。

誤った記述です。

口腔内崩壊フィルム剤は、糖尿病薬などで使用されることがあります。

フィルム剤ですが、口腔内に入れ溶かして服用するため、内服薬の一種となります。

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