調剤報酬請求事務技能認定 予想問題
2023年12月公開問題
問12 (医事法規一般 問2)
問題文
次の1~5は介護保険に関する文である。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
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問題
調剤報酬請求事務技能認定試験 2023年12月公開問題 問12(医事法規一般 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
次の1~5は介護保険に関する文である。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
- 介護保険の被保険者は65歳以上の第1号被保険者、40歳~64歳までの第2号被保険者からなる。
- 第1号被保険者の保険料は、市町村が徴収し、原則、年金からの天引きとなっており、第2号被保険者の保険料は医療保険の保険者が一緒に徴収することになっている。
- 調剤薬局がかかわる介護保険サービスとして「居宅療養管理指導」がある。
- 介護保険のサービスを利用するには、要支援・要介護申請を行い、認定されなければならない。
- 介護サービス計画書(ケアプラン)はケアマネージャーでなければ作成できない。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤った記述は「介護サービス計画書(ケアプラン)はケアマネージャーでなければ作成できない。」です。
介護保険制度について問われる問題でした。
介護保険とは、介護が必要になった方を社会全体で支える仕組みです。
正しい記述です。
介護保険法では、市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者を第1号被保険者、市町村の区域内に住所を有する40 歳から 64 歳の医療保険の加入者を第2号被保険者としています。
正しい記述です。
正しい記述です。
居宅療養管理指導は、自宅で自立した生活を送れるように手助けするサービスです。
調剤薬局では薬剤師が自宅へ伺い、服薬指導や、医薬品の管理など、きちんと薬を服用できるように手助けを行います。
正しい記述です。
特に第2号被保険者は対象となる疾患が決まっていますので注意が必要です。
誤った記述です。
ケアプランはケアマネジャーが利用者と家族の状況を聞き取った上で作成することが一般的ですが、利用者本人や家族、支援者が作成することも可能です。
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02
介護保険に関する問題です。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
誤りです。
介護サービス計画書はケアマネージャだけでなく、ご本人や家族に知識があれば、本人や家族でも作成可能です。
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03
誤っているのは
「介護サービス計画書(ケアプラン)はケアマネージャーでなければ作成できない。」
です。
ケアプランはケアマネージャーが利用者やその家族とのヒアリングのもと作成するのが一般的ですが、
利用者やその家族が自分で作成することも可能です。
このことをセルフケアプラン(セルフプラン)と呼びます。
第1号被保険者は、原因を問わず要介護認定または要支援認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
第2号被保険者は、加齢に伴う疾病(特定疾患)が原因で要介護または要支援認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
特定疾患とは、以下のものを指します。
がん(医師が回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
関節リウマチ
筋萎縮性側索硬化症
後縦靱帯骨化症
骨折を伴う骨粗鬆症
初老期における認知症
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症
多系統萎縮症
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患
閉塞性動脈硬化症
慢性閉塞性肺疾患
両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
第2号被保険者の保険料は各種健康保険の保険料と一緒に徴収されます。
薬局の薬剤師が患者の自宅を訪問し、服薬指導など適切な医薬品の使用を支援するサービスです。
第1号被保険者は原因を問わず要支援・要介護認定を受ければ介護保険のサービスを利用できます。
第2号被保険者は特定疾患が原因である場合にサービスを利用できます。
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