調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年12月公開問題
問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年12月公開問題 公費負担医療制度 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は公費負担医療の医療給付名と関連する疾患の組み合わせである。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 適正医療/肺結核
  • 精神通院医療/てんかん
  • 慢性腎不全/更生医療
  • 育成医療/橋本病
  • 小児慢性特定疾病医療支援/クッシング症候群

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

誤っているものは「育成医療/橋本病」です。

障害者総合支援法の育成医療は、18歳未満の身体障害者に対し、身体障害の除去、軽減につながる手術等の治療が対象です。

橋本病は「小児慢性特定疾病医療支援」の対象疾患です。

その他の選択肢は正しい組み合わせです。

参考になった数4

02

誤った組み合わせは「育成医療/橋本病」です。

様々な公費がありますが、各公費に関して適応の範囲があり、適切な公費を選択することが必要です。

選択肢1. 適正医療/肺結核

正しい組み合わせです、

感染症法の適正医療や、勧告入院は肺結核の患者に適応されます。

選択肢2. 精神通院医療/てんかん

正しい組み合わせです。

障害者総合支援法の関わる公費のうち、精神通院医療はてんかんや精神疾患の患者に適応されます。

選択肢3. 慢性腎不全/更生医療

正しい組み合わせです。

障害者総合支援法の関わる公費のうち、更生医療は様々な疾患に適応されますが、慢性腎不全による人工透析や、腎移植などに適応されます。

選択肢4. 育成医療/橋本病

誤った組み合わせです。

橋本病を含む甲状腺機能障害は、児童福祉法の小児慢性特定疾患に指定されています。

障害者総合支援法の関わる公費のうち、育成医療は様々な疾患に適応されます。

基本的な考え方としては、『その身体障害を除去、軽減する手術等の治療によって確実に効果が期待できる者が対象』となります。

対象疾患は更生医療と近いものがありますが、18歳未満の児童に適応されることに注意が必要です。

選択肢5. 小児慢性特定疾病医療支援/クッシング症候群

正しい組み合わせです。

クッシング症候群を含む副腎機能障害は、児童福祉法の小児慢性特定疾患に指定されています。

参考になった数0