調剤報酬請求事務技能認定 予想問題
2023年12月公開問題
問17 (公費負担医療制度 問1)
問題文
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問題
調剤報酬請求事務技能認定試験 2023年12月公開問題 問17(公費負担医療制度 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 適正医療/肺結核
- 精神通院医療/てんかん
- 慢性腎不全/更生医療
- 育成医療/橋本病
- 小児慢性特定疾病医療支援/クッシング症候群
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものは「育成医療/橋本病」です。
障害者総合支援法の育成医療は、18歳未満の身体障害者に対し、身体障害の除去、軽減につながる手術等の治療が対象です。
橋本病は「小児慢性特定疾病医療支援」の対象疾患です。
その他の選択肢は正しい組み合わせです。
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02
誤った組み合わせは「育成医療/橋本病」です。
様々な公費がありますが、各公費に関して適応の範囲があり、適切な公費を選択することが必要です。
正しい組み合わせです、
感染症法の適正医療や、勧告入院は肺結核の患者に適応されます。
正しい組み合わせです。
障害者総合支援法の関わる公費のうち、精神通院医療はてんかんや精神疾患の患者に適応されます。
正しい組み合わせです。
障害者総合支援法の関わる公費のうち、更生医療は様々な疾患に適応されますが、慢性腎不全による人工透析や、腎移植などに適応されます。
誤った組み合わせです。
橋本病を含む甲状腺機能障害は、児童福祉法の小児慢性特定疾患に指定されています。
障害者総合支援法の関わる公費のうち、育成医療は様々な疾患に適応されます。
基本的な考え方としては、『その身体障害を除去、軽減する手術等の治療によって確実に効果が期待できる者が対象』となります。
対象疾患は更生医療と近いものがありますが、18歳未満の児童に適応されることに注意が必要です。
正しい組み合わせです。
クッシング症候群を含む副腎機能障害は、児童福祉法の小児慢性特定疾患に指定されています。
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03
誤っているのは
「育成医療/橋本病」
です。
橋本病と関連する公費負担医療の給付内容は小児慢性特定疾病医療支援です。
小児慢性特定疾病とは以下のものを指します。
1.悪性新生物
2.慢性腎疾患
3.慢性呼吸器疾患
4.慢性心疾患
5.内分泌疾患
6.膠原病
7.糖尿病
8.先天性代謝異常
9.血液疾患
10.免疫疾患
11.神経・筋疾患
12.慢性消化器疾患
13.染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群
14.皮膚疾患
15.骨系統疾患
16.脈管系疾患
橋本病は甲状腺機能低下症なので内分泌疾患に該当します。
育成医療は18歳未満の身体障害児に対する医療費支援制度です。
更生医療は身体障碍者手帳をもつ18歳以上の人を対象に所得に応じた医療費の助成を行う制度です。
慢性腎不全は小児慢性特定疾病医療支援とも関連があります。
クッシング症候群も内分泌疾患に該当します。
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