中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
経営法務 問1
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営法務 平成27年度(2015年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
以下の者のうち、X株式会社において、社外取締役の要件を満たさない者はどれか。なお、経過規定については考慮しないものとする。
- 15年前まで、X株式会社に勤務していた者
- X株式会社の親会社の業務執行取締役
- X株式会社の業務執行取締役の甥
- X株式会社の主要な取引先の業務執行取締役
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この過去問の解説 (2件)
01
①当該取締役が10年以内にその会社または子会社の業務執行取締役等になったことがない。
②当該取締役が親会社等または親会社の取締役、執行役、支配人そのほかの使用人でない。
③当該取締役が兄弟会社の業務執行取締役等でない。
④当該取締役が株式会社の取締役、執行役、支配人、そのほかの重要な使用人または親会社等の配偶者、2親等内の親族でない。
1:勤務していたのは15年前のため、社外取締役の要件を満たします。
2:上記②の親会社の取締役に該当するため社外取締役の要件を満たしません。
3:甥は業務執行取締役の3親等の親族となるため社外取締役の要件を満たします。
4:上記①~④のいずれにも当たらないため社外取締役の要件を満たします。
よって項番2が正解となります。
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02
社外取締役の要件に関する問題です。
「社外取締役の要件を満たさない」と指示されているため、最もX株式会社と関わりがある人物(社外取締役になることができない)を除外すれば良いということになります。
現在もしくは10年以内に勤務していた場合は社外取締役の要件を満たすことはできませんが、15年前であるため、社外取締役の要件を満たします。
社外取締役の要件を満たしません。
X株式会社の親会社の業務執行取締役は、社外取締役になることはできません。
X株式会社の業務執行取締役の甥は3親等の親族となるので、社外取締役の要件を満たします。
X株式会社の主要な取引先の業務執行取締役は、X株式会社内の人物ではなく、配偶者や2親等内の親族でもないため、社外取締役の要件を満たします。
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