英検® 2級 予想問題
問111

his(__) money：彼の「どんな」お金
なのかを考えていく語彙問題です。
「貧しい人のサポートをするために彼の（＿＿）莫大な財産を費やした。」

選択肢は、
1.certain：確かな、信頼できる
2.own：(所有）自分自身の
3.vague：漠然とした、あいまいの
4.dramatic：劇的な、芝居がかった

です。この文章に当てはまりそうなものは、
2.ownですね。
所有格+ownで「自前の、自分の」
という意味になります。

問題文の最後にthe poorという文がありますが、
これはthe+形容詞で「～な人」という意味になります。

訳：
彼は貧しい人のサポートのため彼の莫大な財産を費やした。

正解は2番です。単語（形容詞）の問題です。

空白には own が入ります。「自分自身の、独自の」という意味です。
また、own には動詞で「～を所有する」という意味もあります。

ちなみに、文の最後にある the poor は「貧しい人々」(= poor people)という意味です。このように「the + 形容詞」で「～の人々」という意味を表すことがあります。

certain は「一定の、特定の」または「確かな」という意味です。
vague は「あいまいな、漠然とした」という意味です。
dramatic は「劇的な」という意味です。

訳 : 彼は貧しい人々を支援するのに莫大な私財を投じました。

正解は2です。

まず文全体の形を見ると、
「spend 金 ～ing（金を～するのに使う）」が見てとれます。
つまりこの文は「彼は膨大な（　　）のお金を貧しい人々を支援するのに費やした」となります。
今回は空欄の直前にhisがありますから、
「A's own 名詞」の形が使えます。「自分自身の～」という意味ですね。

certainは後ろに名詞を取る形で使うと「ある～・特定の～」という意味になります。
（ちなみに補語として用いると「確信した・確実な」です）
vagueは「曖昧な」という意味です。
dramaticは「劇的な」という意味です。

まだ、文の最後にある「the poor」ですが、「the+形容詞」で「～people」という意味があることも覚えておきましょう。

正解：②

この問題はhisとmoneyの間の空欄を埋める問題で、形容詞が入ります。問題文と選択肢の形容詞を理解する必要があります

問題文は「彼は貧しい人を支援するために、彼の～資金を使った。」となるので、②own（自身の）が入るのが自然である。

他の選択肢は、
①certain→　certain amount of moneyで一定の金額
③vague→　彼のあいまいな資金
④dramatic→　彼の劇的な資金