FP2級の過去問
2018年5月
実技 問85

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問題

FP技能検定2級 2018年5月 実技 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

航一さんは、現在居住しているマンションの住宅ローン(全期間固定金利、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし)の繰上げ返済を検討しており、FPの千田さんに繰上げ返済について質問をした。航一さんが住宅ローンを46回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

期間短縮型の繰り上げ返済は、毎回の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法です。

資料より
46回の残高27,557,468円で繰り上げ返済が100万円とした場合、借入残高は26,557,468円となります。返済予定表より、26,557,468円に近く100万円を超えない範囲は次のようになります。

・64回:26,554,904円
・63回:26,611,315円

∴63回の返済分までを借り上げ返済:27,557,468-26,611,315=946,153円
∴64回の返済分までを借る上げ返済:27,577,468-26,554,904=1,002,564円

このことより、46回の返済時に946,153円を繰り上げ返済すると、63回の返済分までの元本にあてることができます。

これを回数で計算すると、
・短縮期間:63回-46回=17回
∴1年5ヵ月

よって、正解は3となります。

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02

【正解3】

46回返済後に100万円繰上げ返済をした場合の借入残高は、
27,557,468円ー1,000,000円=26,557,468円…①

資料より、返済後の借入残高が①を下回る返済回数を確認すると、64回返済後の借入残高が26,554,904円となり、①の金額を下回ることが分かります。

よって、46回返済後に繰上げ返済を行った場合、47回目から63回目までの返済期間を短縮することができ、
63-46=17回(=1年5ヶ月)
分の返済を短縮することができます。

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03

正解は3です。

住宅ローンの繰り上げ弁済についてです。
46回返済後に繰り上げ弁済をするということですので、
46回までの残高27,557,468円から、
繰上げ返済額の100万円を引いて、
残高は26,557,468円となります。

そして、償還予定表から、この26,557,468円以上の残高となる返済回数を探すと
・64回目の返済時の借入残高が26,554,904円
・63回目の返済時の借入残高が26,611,315円
となっています。
このことから、63回目の返済分までが妥当であると判断できます。

このことから、63回ー46回=17回
1年5カ月が短縮期間になるということになります。

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