FP2級の過去問
2018年9月
学科 問15
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問題
FP技能検定2級 2018年9月 学科 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅用建物および家財を保険の対象とする火災保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 家財を保険の対象として契約した場合、自宅で飼っている犬や猫などのペットも補償の対象となる。
- 家財を保険の対象として契約した場合、同一敷地内の車庫にある自動車が火災により被った損害は補償の対象となる。
- 住宅用建物を保険の対象として契約した場合、急激な気象変化により生じた竜巻による損害は補償の対象となる。
- 住宅用建物を保険の対象として契約した場合、時間の経過によりその建物の壁に発生したカビによる損害は補償の対象となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
家財を保険の対象として契約した場合、自宅で飼っている犬や猫などのペットは家財ではありませんので補償の対象外となります。
2.不適切
同一敷地内の車庫にある自動車が火災により被った損害は、家財保険の対象とはなりません。この場合、家財ではなく車両保険の対象となります。
3.適切
住宅用建物を保険の対象として契約した場合、火災以外では落雷、爆発、破裂、風災、ひょう災、雪災などが対象となります。急激な気象変化により生じた竜巻は、風災とみなされます。
4.不適切
住宅用建物を保険の対象は、火災以外に落雷、爆発、破裂、風災、ひょう災、雪災などです。時間の経過による損害は対象外となります。
よって、正解は3となります。
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02
1)不適切な内容です。
ペットは火災保険の対象外です。
2)不適切な内容です。
自動車の損害は、自動車保険(この場合だと車両保険の対象)で備える必要があります。
3)適切な内容です。
竜巻による災害は補償の対象です。
4)不適切な内容です。
経年劣化は対象外です。
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03
1.不適切です。
衣類や家具は家財に含まれますが、犬や猫などのペットは家財の対象になりません。
2.不適切です。
自動車、自動三輪車および自動二輪車(総排気量が125cc以下の原動機付自転車を除く)は、家財の補償対象になりません。
3.適切です。
竜巻や台風などは風災にあたり、一般的な火災保険の基本補償に含まれているため、その損害は補償対象になります。
4.不適切です。
損害保険は、「急激かつ偶然な外来の事故によるもの」を支払い条件としているため、時間の経過により発生したカビによる損害は補償対象になりません。
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