FP2級の過去問
2019年1月
学科 問25

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問題

FP技能検定2級 2019年1月 学科 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

株式投資の指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  • PERは「株価÷1株当たり純利益」で計算される指標である。
  • PBRは「株価÷1株当たり純資産」で計算される指標である。
  • 配当利回りは「1株当たり年間配当金÷株価×100」で計算される指標である。
  • ROEは「当期純利益÷売上高×100」で計算される指標である。

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この過去問の解説 (3件)

01

【正解 4】

1.適切
PERとは、株価が1株あたり純利益の何倍になっているかをみる指標で、「株価÷1株当たり純利益」で計算されます。

2.適切
PBRとは、株価が1株あたり純資産の何倍になっているかをみる指標で、「株価÷1株当たり純資産」で計算されます。

3.適切
配当利回りとは、投資額(株価)に 対する配当金の割合で、「1株当たり年間配当金÷株価×100」で計算されます。

4.不適切
ROEとは、株主が出資したお金(自己資本)を使って、どれだけの利益が出せたかをみる指標で、「自己資本÷税引後当期純利益×100」で計算されます。

「当期純利益÷売上高×100」で求められるのは、売上高当期純利益率といった会社全体の収益力を計る指標です。

参考になった数4

02

不適切なのは4です。

1…適切です。
PERとは、株価収益率のことを指します。

2…適切です。
PBRとは、株価純資産倍率のことを指します。

3…適切です。
配当利回りは、高い方が良いとされています。

4…不適切です。
ROEは自己資本利益率のことです。
計算式は以下の通りです。
税引き後利益÷自己資本×100

参考になった数1

03

【正解4】

[1]適切
PER(株価収益率)は、株価÷1株あたり純利益(EPS)で計算される指標です。

[2]適切
PBR(株価純資産倍率)は、株価÷1株あたり純資産(BPS)で計算される指標です。

[3]適切
配当利回りは、1株当たり年間配当金÷株価×100で計算される指標です。

[4]不適切
ROE(自己資本利益率)は、「当期純利益÷自己資本×100」で計算される指標です。

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