FP2級の過去問
2020年1月
実技 問108
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問題
FP技能検定2級 2020年1月 実技 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
江里子さんの母親の信子さんは、2020 年 2 月に 65 歳となる。信子さんの国民年金の保険料納付状況が下記のとおりである場合、信子さんに 65 歳から支給される老齢基礎年金の額として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記〈老齢基礎年金の計算式〉を使用し、振替加算は考慮しないものとする。
- 663,085 円
- 672,836 円
- 689,088 円
- 721,593 円
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この過去問の解説 (3件)
01
信子さんの老齢基礎年金額
= 780,100 × ((324+84) + 24 ÷ 3 + 12 × 2 ÷ 3) ÷ 480
= 689,088
老齢基礎年金の額は、20歳から60歳までの月数(40 × 12 = 480)に対する保険料納付済期間の割合に、780,100円をかけた額で計算されます。
振り込みは、基本的に偶数月に2か月分がまとめて支払われます。
老齢基礎年金の支給開始は原則65歳からですが、繰り上げや繰り下げで受け取ることも可能です。
【繰り上げ支給】 : 60歳から受け取り可能
0.5% × 繰り上げ月数分減額(最大30%)
【繰り下げ支給】 : 70歳から受け取り可能
0.7% × 繰り上げ月数分増額(最大42%)
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02
保険料納付済月数は、
324月+84月 です。
免除月数は、保険料免除月数×免除の種類に応じた割合率で求めます。
全額免除:24月×1/3
半額免除:12月×2/3 です。
よって、
保険料納付済月数(換算値)= 324月+24月×1/3+12月×2/3+84月 = 424月 です。
結果、
老齢基礎年金の額 = 780,100円 × 424/480 = 689,088.3・・・円 = 689,088円 となります。
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03
設問中の<老齢基礎年金の計算式>をもとに信子さんの老齢基礎年金の金額を計算します。
保険料納付済月数は、324月+84月=408月
保険料免除月数は、全額免除が24月、半額免除が12月なので、
保険料納付月数+(保険料免除月数×免除の種類に応じた割合率)
=408月+(24月×1/3+12月×2/3)
=424月…①
よって、信子さんに 65 歳から支給される老齢基礎年金の金額は、
780,100円×①÷480月
=780,100×424÷480
=689,088.3333…
→689,088円(円未満四捨五入)
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