FP2級の過去問
2020年9月
学科 問10

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問題

FP技能検定2級 2020年9月 学科 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

貸借対照表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  • 負債の部において、1年以内に返済しなければならないものは「流動負債」となる。
  • 「有形固定資産」には、土地、建物、機械設備などが含まれ、そのいずれも減価償却が行われる。
  • 資産の部の「流動資産」には、1年以内に資金化できる売掛金や受取手形、商品などが含まれる。
  • 純資産の部の「株主資本」には、資本金、資本剰余金、利益剰余金などが含まれる。

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この過去問の解説 (3件)

01

[1]適切
負債の部において、1年以内に返済しなければならないものは「流動負債」として計上します。

[2]不適切
「有形固定資産」には、土地、建物、機械設備などが含まれますが、土地は減価償却しません。

[3]適切
「流動資産」には、1年以内に資金化できる売掛金や受取手形・商品などが含まれます。

[4]適切
「株主資本」には、資本金・資本剰余金・利益剰余金などが含まれます。

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02

正解は、2です。

貸借対照表とは、決算日等の一定時点における企業の財産や債務を一覧表にまとめ、企業の財政状態を表したものです。

1 .〇
負債の部において、1年以内に返済しなければならないものは「流動負債」となります。

2 .×
「有形固定資産」には、土地、建物、機械設備などが含まれますが、土地は減価償却を行いません。

3 .〇
資産の部の「流動資産」には、1年以内に資金化できる売掛金や受取手形、商品などが含まれます。

4 .〇
純資産の部の「株主資本」には、資本金、資本剰余金、利益剰余金などが含まれます。

参考になった数1

03

【正解 : 2】

1.(〇)
負債の部において、一年以内に返済しなければならないものは[流動負債]となるため、正しいです。
長期的な負債は固定負債に分類されます。

2.(×)
土地は減価償却が行われないため、不適切です。

3.(〇)
資産の部において、1年以内に資金化できるものは[流動資産]に分類されます。
1年以内に資金化できないものは[固定資産]に分類されます。

4.(〇)
株主資本には、元手に分類される資本金、資本余剰金と、蓄積されていく利益に分類される利益余剰金が含まれるため、正しいです。

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