FP2級の過去問
2020年9月
実技 問88
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問題
FP技能検定2級 2020年9月 実技 問88 (訂正依頼・報告はこちら)
永井さんは、今後の教育費の負担が気になり、日本政策金融公庫の教育一般貸付(以下「国の教育ローン」という)について調べてみた。国の教育ローンに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 貸付金利は、返済期間中の長期金利に連動する変動金利である。
- 海外留学資金以外の融資限度額は、学生・生徒 1人につき 550万円である。
- 申込人は、学生本人であり、学生本人の保護者が申込人となることはできない。
- 利用条件として、子どもの人数に応じた世帯年収の上限額が設けられている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.✕
貸付金利は、固定金利です。
2.✕
一定の要件に該当する場合には、生徒・学生一人につき450万円まで借り入れが可能です。
3.✕
融資の対象は、主に生計を維持している生徒・学生の保護者です。
4.○
子どもの人数によって、融資を利用できる所得の上限額が定められています。
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02
[1]不適切
日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)における貸付金利は、固定金利となっています。
[2]不適切
海外留学資金以外の融資限度額は、学生・生徒 1人につき 450万円です。
[3]不適切
国の教育ローンの申込人は、原則として学生本人の保護者です。
[4]適切
国の教育ローンの利用条件として、子どもの人数に応じた世帯年収の上限額が設けられています。
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03
【ライフプランニングと資金計画:ライフプラン策定上の資金計画】
についての問題です。
1.×
「貸付金利は、固定金利である。 」
が正です。
教育一般貸付は固定金利で15年以内に返済しなければなりません。
在学中は利息のみの返済が可能です。
2.×
「海外留学資金以外の融資限度額は、学生・生徒 1人につき 450万円である。 」
が正です。
融資限度額は350万円、一定要件で450万円です。
一定要件とは海外留学・大学院・自宅外通学等です。
海外留学資金以外の融資限度額は550万円ではありません。
3.×
「申込人は、学生本人の保護者であり、学生本人が申込人となることはできない。 」
が正です。
日本政策金融公庫の教育一般貸付は、保護者が申込人です。
また、日本学生支援機構の奨学金は学生本人が申込人です。
4.〇
「利用条件として、子どもの人数に応じた世帯年収の上限額が設けられている。」
教育一般貸付は、子の数に応じて世帯収入の制限があります。
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