FP2級の過去問
2021年1月
実技 問86

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問題

FP技能検定2級 2021年1月 実技 問86 (訂正依頼・報告はこちら)

岡さんは、将来の生活費の準備として新たに積立てを開始する予定である。毎年年末に40万円を積み立てるものとし、30年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、30年後の合計額はいくらになるか。
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  • 13,514,000円
  • 13,814,000円
  • 13,914,000円
  • 14,014,000円

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、3です。

「毎年一定金額を積み立てる」時に使用する係数は、「減債基金係数」または「年金終価係数」のどちらかです。


設問は、ある一定期間を積み立てたときの「元利合計額」を知りたいので、
毎年積み立てる金額×30年目の年金終価係数の値を計算します。


よって、40万円 × 34.785 = 13,914,000円 となります。

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02

正解は 3 です。

毎年、一定金額を積立ながら複利運用した場合、一定期間後の元利合計額がいくらになるかを計算する際は「年金終価係数」を用います。

毎年40万円ずつ、年利1.0%で30年間積み立てた場合の元利合計額は
400,000円×34.785=13,914,000円
です。

他の係数の使い方は下記の通りです。

・終価係数:一定の元本を複利運用した場合、一定期間後に元利合計額がいくらになるかを計算する際に用います。

・現価係数:複利運用を前提として、一定期間後に一定の元利合計額を得るためには、現在いくらの元本があればよいかを計算する際に用います。

・減債基金係数:複利運用を前提として、一定期間後に一定の元利合計額を得るために、毎年どれだけの積立をすればよいかを計算する際に用います。

・年金現価係数:複利運用を前提として、一定期間、一定金額を受け取るためには、現在いくらの元本があればよいかを計算する際に用います。

・資本回収係数:複利運用を前提として、一定金額(元本)を一定期間で取り崩していく場合、毎年どれだけの金額が得られるかを示す係数です。借金の元利均等返済額を計算する場合などにも利用されます。

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03

正解は3です。

毎年年末に40万円を積み立てるものとし、30年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた際の30年後の合計額は、「年金終価係数」で求めることができます。

年金終価係数は、「毎年一定金額を積立ながら複利運用した場合の一定期間後の合計額」を表しているためです。

設問の表において、年金終価係数と30年のあたる数値は 34.785 であるため、

40万円 × 34.785 = 13,914,000円 となります。

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