FP2級の過去問
2022年1月
実技 問89

【タックスプランニング：消費税】

についての問題です。

土地と建物で3,800万円（うち消費税180万円）です。

土地の消費税は非課税ですので、180万円の消費税は建物の消費税ということになります。

よって、

1,800万円+180万円÷10％＝1,980万円

が建物の税込価格です。

土地の価格は、

3,800万円－1,980万円＝1,820万円

となります。

正解は３です。

山岸さんは、販売価格3,800万円（うち消費税180万円）のマンションを購入する予定です。

ここから土地の値段を割り出しますが、土地には消費税はかかりません。

つまりこの180万円は全額建物にかかる消費税だということになります。

建物の価格×10％＝180万円

建物の価格＝180万円÷10％

建物の価格＝1,800万円

土地の価格を求めるために、販売価格から建物の価格と消費税を引きます。

3,800万円ー1800万円ー180万円＝1,820万円

よって正解は「3 ．1,820（万円）」となります。

正解は３です。

・土地の価格を計算する

・消費税の税率は１０％

・販売価格は３８００万円

・そのうち消費税は１８０万円

ここでのポイントは、土地そのものには消費税がかからない

＝１８０万円の消費税は建物のみにかかっているということです。

よって、

１８０万円÷１０％＝１８００万円

→１８００万円に消費税がかかっているということなのでこれが建物の金額です。

販売価格から建物の値段、消費税を引けば、土地の価格がわかるので、

当てはめてみると、

３８００万円ー１８００万円ー１８０万円＝１８２０万円

となります。