FP2級の過去問
2022年1月
実技 問96
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2022年1月 実技 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
<設例>
下記<資料>は、博之さんの2021年(令和3年)分の「給与所得の源泉徴収票(一部省略)」である。<資料>を基に、博之さんの2021年分の所得税額を計算した数字として正しいものはどれか。なお、復興特別所得税については考慮しないこと。
下記<資料>は、博之さんの2021年(令和3年)分の「給与所得の源泉徴収票(一部省略)」である。<資料>を基に、博之さんの2021年分の所得税額を計算した数字として正しいものはどれか。なお、復興特別所得税については考慮しないこと。
- 286,300(円)
- 337,800(円)
- 392,500(円)
- 418,200(円)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
【タックスプランニング:所得税の申告と納付】
についての問題です。
▶給与所得控除額後の金額は655万円です。
給与所得控除後の金額=支払金額-給与所得控除額
850万円-195万円=655万円
▶所得控除の額の合計額は245万円です。
[所得控除の内訳]※補足です。
・基礎控除 ・・・ 48万円
・扶養控除 ・・・ 38万円
・社会保険料控除・・・120万円
・生命保険料控除・・・ 10万円
・地震保険料控除・・・ 2万円
・障害者控除 ・・・ 27万円
▶課税所得金額は410万円です。
課税所得金額=給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計額
655万円-245万円=410万円
▶所得税額は392,500万円です。
<所得税の速算表>より
410万円×20%-427,500円=392,500円
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
正解は3です。
給与所得の額は<資料>より850万円です。
これを<給与所得控除額の速算表>に当てはめて計算してみると、
850万円ー(850万円×10%+110万円)=655万円
となります。
また、所得控除の額の合計は245万円だと<資料>に記載してあるため、
655万円ー245万円=410万円(=課税所得)
となります。
よって、所得税額を求めるために<所得税の速算表>に当てはめて計算すると、
410万円×20%ー427,500円=392,500円
となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
正解は3です。
博之さんの2021年分の所得税額を計算します。
<資料>より
源泉徴収票の「支払金額:850万円」が博之さんの「給与所得」です。
<給与所得控除額の速算表>の「660万円超 850万円以下」に該当するので、「収入金額×10%+110万円」で求めることができます。
850万円×10%+110万円=195万円
支払金額から控除額を引きます。
850万円-195万円=655万円
源泉徴収票を見ると、所得控除の合計額が245万円だということがわかります。
655万円-245万円=410万円
つまり410万円が課税所得金額です。
<所得税の速算表>の「3,300,000から 6,949,000まで」に該当するので、税率は20%、控除額は427,500です。
410万円×20%-427,500=392,500円
よって正解は「3.392,500(円)」となります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問95)へ
2022年1月問題一覧
次の問題(問97)へ