FP2級の過去問
2023年1月
実技 問6
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2023年1月 実技 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
・PX株式のPBR(株価純資産倍率)は、( ア )倍である。
・PX株式とPY株式の配当利回りを比較した場合、( イ )株式の方が高い。
・PX株式のPBR(株価純資産倍率)は、( ア )倍である。
・PX株式とPY株式の配当利回りを比較した場合、( イ )株式の方が高い。
- (ア)0.95 (イ)PX
- (ア)0.95 (イ)PY
- (ア)1.05 (イ)PX
- (ア)1.05 (イ)PY
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
投資指標の計算は頻出問題です。
繰り返し解いて、正確に計算できるようにしましょう。
他にもPER,配当性向、ROEなども計算できるように覚えましょう。
(ア)
PBR(株価純資産倍率)とは、株価が1株当たりの純資産の何倍になっているかを表します。
その企業の価値に比べて株価が割安か割高かを判断する指標です。
PBRが低い方が割安と判断します。
PBR=株価÷1株当たりの純資産
840÷800=1.05
A. 1.05(倍)
(イ)
配当利回り=
1株当たり年間配当金÷株価×100
〈PX〉
10÷840×100=1.190...
〈PY〉
80÷5200×100=1.538...
よって、配当利回りが高いのはPY株式です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
PBRや配当利回りを計算させる問題は頻出です。
必ず計算式も覚えて解けるようにしておきましょう。
今回はPBRと配当利回りの問題ですが、同じくPERやROEを求める問題も頻出なので、この4つの計算式は必ず覚えましょう。
そしてFP2級では、この問題のように、最初から一株当たりの純利益や純資産が記載されていることは少ないです。
自分で計算して一株当たりを導き出す計算も必要になる場合があるので、過去問をしっかり解いて対策する必要があります。
(ア)
PBRとは、株価が一株あたりの純資産の何倍になっているのか、というのを図る指標です。
PBRの値が低いほど、割安となります。
PBRの計算式は以下の通りです。
PBR= 株価
1株当たりの純資産
この設問では、PX株式のPBRを求めるため、PX株式の必要な数値を入れて計算します。
840
800
=1.05
(イ)
配当利回りとは、投資した額に対する配当金の割合のことです。
配当利回りは以下の計算式で求めます。
配当利回り(%)=
一株当たりの配当金
株価 ✕100
この設問では、どちらの配当利回りが高いかを問われているので、まずは両社の配当利回りを計算します。
PX株式の配当利回り
10
=840✕100
=1.1904…
PY株式の配当利回り
80
=5200✕100
=1.5384…
両社を比べると、PY社の方が配当利回りの方が高くなります。
<一緒に覚えておくべき計算式>
PER・・・株価が一株あたりの純利益の何倍になっているのか、というのを図る指標
株価
=1株当たりの純利益
ROE・・・株主が自分で出資した自己資本を使って、どれだけの利益を出したかを図る指標
税引後当期純利益
= 自己資本 ✕100
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問5)へ
2023年1月問題一覧
次の問題(問7)へ