自動車免許の過去問 | 予想問題
普通自動車免許
問110

自動車は，「一方通行」となっている道路から右折するときは，あらかじめその前からできる限り「道路の右側端に寄り」，かつ，「交差点の中心の内側（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは，その指定された部分）」を「徐行」しなければなりません。

なおそれ以外の場所で右折するときは，あらかじめその前からできる限り「道路の中央に寄り」，かつ，「交差点の中心の直近の内側（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは，その指定された部分）」を「徐行」しなければなりません。
出来るだけ道路の中央に寄るのは，後続車の進行を遮らないため，また後続車が自車の右側を通過するのを防ぐためです。
【法的根拠】道路交通法第34条

一方通行の道路から右折する時は、交差点の30ｍ手前で出来る限り道路の右側に移動します。

道路交通法 第三十四条　抜粋

２ 　自動車、原動機付自転車又はトロリーバスは、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の中央に寄り、かつ、交差点の中心の直近の内側（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分）を徐行しなければならない。

４ 　自動車、原動機付自転車又はトロリーバスは、一方通行となつている道路において右折するときは、第二項の規定にかかわらず、あらかじめその前からできる限り道路の右側端に寄り、かつ、交差点の中心の内側（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分）を徐行しなければならない。

４項において「一方通行の道で右折するときは、あらかじめ道路の右端に寄る」とありますので、ウィンカーを出す前に「右側」に寄ることが正解です。
後続車が自車の右側に詰め寄る危険性を防ぐためです。