行政書士の過去問
平成27年度
一般知識等 問55

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問題

行政書士試験 平成27年度 一般知識等 問55 (訂正依頼・報告はこちら)

情報セキュリティの用語に関する次の説明のうち、妥当でないものはどれか。
  • ウィキリークス ----- 政治、行政、ビジネス、宗教などに関する機密情報を匿名で公開するウェブサイトの一つであり、アメリカ政府の外交機密文書が公開されるなど話題となった。
  • IP アドレス -------- 通信する相手(コンピュータ)を一意に特定するため、インターネットに直接接続されるコンピュータに割り振られる固有の数値をいう。
  • フィッシング ------- 電子メールやWWW を利用した詐欺の一種で、悪意の第三者が企業等を装い、偽のサイトに誘導し、クレジットカード等の情報を入力させて盗み取る手法をいう。
  • 公開鍵暗号 --------- 暗号化と復号のプロセスにそれぞれ別個の鍵(手順)を使って、片方の鍵を公開できるようにした暗号方式である。
  • ファイアウォール --- 火事の際の延焼を防ぐ「防火壁」から取られた用語で、企業などが管理するサーバ・マシンを物理的に取り囲んで保護する装置をいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:妥当である。  ウィキリークスとは、匿名で投稿された各国の政治や企業活動などに関する機密情報を公開するためのウェブサイトです。


2:妥当である。 IPアドレスとは、インターネットプロトコルアドレスのことで、通信のやりとりを行う際に発信元と受信先を特定するために用いられる識別数字列です。

3:妥当である。 フィッシングとは、発行元を正規企業等のメールやウェブサイトと思わせることにより、パスワードなどを詐取する手法です。

4:妥当である。 公開鍵暗号とは、暗号化の鍵(公開鍵)と復号化の鍵(秘密鍵)という異なる2つ鍵を使って、暗号化の鍵は公開する暗号の方式です。


5:妥当でない。 ファイアウォールとは、社内ネットワークなど信頼できるネットワークを外部の信頼できないネットワークから不正に侵入されないように制御を行うためのソフトウェアやハードウェアです。

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02

正解 5 

1 ○ ウィキリークスとは、匿名で政府・企業そして宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイトのことをいいます。

2 ○ IPアドレスとは、インターネットやLANなどのIPネットワークに接続されたコンピュータなどに割り振られる識別番号をいいます。

3 ○ フィッシング (Phishing) とは、金融機関 (銀行やクレジットカード会社) などを装った電子メールを送り、住所、氏名、銀行口座番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取する行為をいいます。

4 ○ 公開鍵暗号とは、暗号化と復号に別個の鍵を使って、暗号化の為の鍵を公開できるようにした暗号方式です。

5 × 防火壁の意味ですが、情報セキュリティー用語として、コンピュータやネットワークと外部ネットワークの境界に設置され、内外の通信を中継・監視し、外部の攻撃から内部を保護するためのソフトウェアや機器、システムなどのことをいいます。

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03

正解5
ファイアウォールとは防火壁のことである。コンピューター関連においては外部からの攻撃を守るセキュリティシステムのことです。

1から4は設問通りです。

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