行政書士の過去問
平成29年度
一般知識等 問51

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問題

行政書士試験 平成29年度 一般知識等 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

度量衡に関する次の記述のうち、Aの方がBよりも大きな値となるものはどれか。
  • [ A ] 1坪、 [ B ] 1平方メートル
  • [ A ] 1間、 [ B ] 2メートル
  • [ A ] 1町歩、[ B ] 1平方キロメートル
  • [ A ] 1升、 [ B ] 2リットル
  • [ A ] 1里、 [ B ] 10キロメートル

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この過去問の解説 (4件)

01

行政書士が土地や農地、建築関係の案件に
関わるとき、クライアントが昔からの度量衡単位で話をすることがあります。

そのため、実務上常識として尺貫法に通じておく
必要があります。

1.
Aの方が大きい。
1坪=1間×1間≒1.8m×1.8m=3.24平方メートル
です。

畳2枚で1坪です。
畳1枚は縦180㎝×横90㎝で、
大人一人が寝られる大きさを基準としていました。

2.
Bの方が大きい。
1間≒1.8mです。
間というのは、
日本の伝統的な建築に使う単位です。
「間口3間:玄関が5.4mの幅がある」
という具合に使います。

3.
Bの方が大きい。
1町歩≒1ha

1町歩というのは、田畑の面積を示す単位です。
1町歩=10反=100畝(せ)となります。
1町歩が1ha、1畝が1aとなります。
ご高齢の農家の方と農地の話をされるときには、
「ここの田んぼは大体〇反〇畝だねぇ」
というお話を伺うこともあると思います。

4.
Bの方が大きい。
1升≒1.8リットルです。

一升瓶の1升と同じです。

5.
Bの方が大きい。
1里≒4km

1里=36町で、
江戸時代以来の距離の測量単位です。

坪、間、町・反・畝に比べると、
それ程広く生き残らず、
マイルやメートル法に置き換わりました。


以上より、本問は1が正答となります。

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02

1 A>B 1坪=約3.3平方メートル

2 A<B 1間=約1.8メートル

3 A<B 1町歩=約0.0099平方キロメートル

4 A<B 1升=約1.8リットル

5 A<B 1里=約3.9キロメートル

よって正解は「1」です。

参考になった数3

03

① [ A ] 1坪 > [ B ] 1平方メートル
1坪≒3.24㎡です。
坪→㎡にするためには、1割加えて3倍します。

② [ A ] 1間 < [ B ] 2メートル
1間≒1.8mです。
間→mにするためには、1割引いて2倍します。

③[ A ] 1町歩 < [ B ] 1平方キロメートル
1町歩≒1haです。

④ [ A ] 1升 < [ B ] 2リットル
1升≒1.8リットルです。
升→リットルにするためには、9倍して5で割ります。

⑤[ A ] 1里 < [ B ] 10キロメートル
1里≒3927mです。
里→kmにするためには、3割加えて3倍します。

したがって、①が正解です。

参考になった数2

04

正解は1
度量衡の問題です。

1A>B 1坪…およそ3.3㎡

2A<B 1間…およそ1.8m

3A<B 1町歩…およそ0.0099㎢

4A<B 1里…およそ3.9㎞

参考になった数1