行政書士の過去問
令和4年度
一般知識等 問56
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問題
行政書士試験 令和4年度 一般知識等 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
情報通信に関する用語を説明した次のア~オの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。
ア 自らに関する情報が利用される際に、ユーザ本人の許可を事前に得ておくシステム上の手続を「オプトイン」という。
イ インターネット上で情報発信したりサービスを提供したりするための基盤を提供する事業者を「プラットフォーム事業者」という。
ウ 情報技術を用いて業務の電子化を進めるために政治体制を専制主義化することを「デジタルトランスフォーメーション」という。
エ テレビ電話を使って離れた話者を繋ぐ情報システムのことを「テレワーク」という。
オ ユーザが自身の好みのウェブページをブラウザに登録することを「ベース・レジストリ」という。
ア 自らに関する情報が利用される際に、ユーザ本人の許可を事前に得ておくシステム上の手続を「オプトイン」という。
イ インターネット上で情報発信したりサービスを提供したりするための基盤を提供する事業者を「プラットフォーム事業者」という。
ウ 情報技術を用いて業務の電子化を進めるために政治体制を専制主義化することを「デジタルトランスフォーメーション」という。
エ テレビ電話を使って離れた話者を繋ぐ情報システムのことを「テレワーク」という。
オ ユーザが自身の好みのウェブページをブラウザに登録することを「ベース・レジストリ」という。
- ア・イ
- ア・ウ
- イ・エ
- ウ・オ
- エ・オ
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この過去問の解説 (3件)
01
IT用語は、ほぼ毎年出題される問題です。
用語に関しては覚えるしかありませんが、妥当なものの組み合わせを選ぶ問題も多いので、全てがわからなくても解くことができます。
ア:妥当です
イ:妥当です
プラットフォームとは、英語で「土台」や「基盤」を表す言葉です。
ネット上で、土台となるシステムやサービスを提供する事業者のことをプラットフォーム事業者と言います。
ウ:妥当ではありません
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を活用してビジネスや社会、生活の形を変えることです。
エ:妥当ではありません
テレワークとは、情報通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く就労形態のことです。
オ:妥当ではありません
ベース・レジストリとは、公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、土地、建物、資格等の社会の基本データのことです(内閣官房HPより)。
妥当です
IT用語はその年に話題になった用語から出題されることが多いです。
ニュースなどで取り扱われることも多いのでチェックしておきましょう。
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02
この問題のポイントは情報通信に関する用語の理解です。
まずオプトインとは個人情報を利用する際に、事前に相手に同意を求め、同意を得てからその情報を利用する手続きです。
プラットフォームとはインターネット上で情報発信したりサービスを提供したりするための基盤で、プラットフォーム事業者とはそれを提供する事業者のことです。
デジタルトランスフォーメーションとは事業拡大や新事業進出といったビジネスモデルの変革を伴うようなデジタル化のことです。
テレワークとは情報通信技術を活用した時間や場所にとらわれない柔軟な働き方です。
最後にベース・レジストリは公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、建物等の社会の基本的データであり、正確性や最新性が確保された社会の基盤となるデータベースのことです。
以上の点をおさえて、解説をみていきましょう。
解説の冒頭より、オプトインとは個人情報を利用する際に、事前に相手に同意を求め、同意を得てからその情報を利用する手続きです。
よって、アは自らに関する情報が利用される際に、ユーザ本人の許可を事前に得ておくシステム上の手続を「オプトイン」というとなります。
また解説の冒頭より、プラットフォームとはインターネット上で情報発信したりサービスを提供したりするための基盤で、プラットフォーム事業者とはそれを提供する事業者のことです。
よって、イはインターネット上で情報発信したりサービスを提供したりするための基盤を提供する事業者を「プラットフォーム事業者」というとなります。
解説の冒頭より、デジタルトランスフォーメーションとは事業拡大や新事業進出といったビジネスモデルの変革を伴うようなデジタル化のことです。
よって、ウは情報技術を用いて事業拡大や新事業進出といったビジネスモデルの変革を伴うようなデジタル化をすることを「デジタルトランスフォーメーション」というとなります。
解説の冒頭より、テレワークとは情報通信技術を活用した時間や場所にとらわれない柔軟な働き方です。
よって、エは情報通信技術を活用した時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を「テレワーク」というとなります。
解説の冒頭より、ベース・レジストリは公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、建物等の社会の基本的データであり、正確性や最新性が確保された社会の基盤となるデータベースのことです。
また、ブックマークはユーザが自身の好みのウェブページをブラウザに登録することです。
よって、オはユーザが自身の好みのウェブページをブラウザに登録することを「ブックマーク」というとなります。
この問題のように情報通信に関する用語に関する問題は度々行政書士試験に出てくるので、情報通信に関する用語も目を通しておいた方がよいでしょう。
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03
「一般知識等科目は知識ではなく思考力で解きましょう」と推奨してますが、正直知識がないと回答できない問題です。
ア 本記述の通りです。
イ 本記述の通りです。
ウ デジタルトランスフォーメーションという難しい横文字が出てきました。
デジタルや情報通信といったものは、人々の生活をよくするためのものです。
「政治体制を専制主義化すること」という文言を見て、なんか違うなと感じた方、そう、その通りです。
よって、本記述は誤っています。
エ テレビ電話を使って離れた話者を繋ぐ情報システムのことを、テレビ電話のテレから、「テレワーク」と思った方、その通り、と言いたいところですが、実は違います。
例えば、会社の従業員が会社に出勤してパソコンを使って仕事するのは想像できると思うのですが、「これ、パソコンがあれば、会社じゃなくても自宅でも仕事できるんじゃないか」と思った方、そう、その通りです。
これを、テレワークと言います。
よって、本記述は誤っています。
オ ベース・レジストリとは、デジタル社会形成基本法31条が定める公的基礎情報データベースのことです。
よって、本記述は誤っています。
本肢が正解です。
本問は、情報、通信に関する知識がないと回答できない問題です。
過去問等しっかり復習しておくようにしましょう。
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