秘書検定の過去問 | 予想問題 準1級 問38

正解は１番です。

友人との約束なので、本来意図的に聞いてはいけないものですが、たまたま耳に入ったのですから、上司が忘れているようであれば気づくようにするのが秘書としての気遣いです。
仕事の予定ではないので、ビジネス的に時間を知らせたり予定を確認したりする必要はありませんが、このようにさりげなく言って気づくようにするのが適切です。

正解は１番です。

１．もう出かけないと間に合わないので、「お出かけのご予定がおありだったようですが…」とさりげなくいうことが、適切です。
２．「もう5時半ですよ、お約束は6時では」ということは、不適切です。さりげない声掛けが適切です。
３．「先ほど6時のお約束を耳にしましたが、よろしいのでしょうか」ということは、不適切です。6時の約束に関して、直接言われたわけではないので、さりげなく伝えます。
４．「お約束は6時だと思いましたが、その後変更になったのでしょうか」ということは、不適切です。6時の約束に関して、直接言われたわけではないので、さりげなく伝えます。
５．6時に約束していることを耳にした以上、時間に気づいていない可能性のある上司に対して何もしないことは、不適切です。

(答)1.

上司と友人との約束は私用ですが、上司が時間に気付いていない、約束を忘れているといった可能性も考えられるので、必要以上には立ち入らず、さりげなく声をかけるのが適切な対応と言えます。