保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育の心理学 問92

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育士の役割についての記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  小学校で困らないように、正しい文字を書くことや簡単な筆算をすることなどを指導することが大切である。
B  3歳児では、個の成長よりも子ども相互の関係や、役割を分担したりする協同的な活動が、促されるよう配慮することが求められる。
C  少し難しいと感じても「自分にはきっとできる」という見通しがもてるように幼児の思いに寄り添って見守ることが重要である。
D  遊びのルールについて主張がぶつかり合ったとき、それぞれの考えや思い、アイディアを出し合うことは、「一緒に遊びたい」という気持ちを育てる上で必要なことである。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5番です。

A × 不適切です。
保育所保育指針にそのような記述はありません。保育士は、子どもの健やかな発達のために援助します。

B × 不適切です。
「保育所保育指針」によると「3歳以上児については、個の成長と、子ども相互の関係や協同的な活動が促されるよう配慮すること」と記されています。個の成長と集団としての成長と総合的な充実が求められます。

C 〇 適切です。
発達に応じた環境の中であれば、「少し難しい」という場面でも見守るという援助は適切です。

D 〇 適切です。
主張がぶつかりあうことは、子どもの自然な姿の1つです。保育士は、子どもの思いに寄り添い、互いの意見を尊重して子どもたちに伝えていきます。

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02

正解は5です。

A 答えは✕です。小学校で困らないように、正しい文字を書くことや簡単な筆算をすることなどを指導することは保育所保育指針には記載されていません。保育所では一人ひとりの健やかな発達を援助していく場所とされています。

B 答えは✕です。3歳児では、個の成長とともに子ども相互の関係や協同的な活動が促されるようにすることが大切だとされています。

C 答えは○です。少し難しいと感じても「自分にはきっとできる」という見通しがもてるように幼児の思いに寄り添って見守ることが重要です。

D 答えは○です。遊びのルールについて主張がぶつかり合ったとき、それぞれの考えや思い、アイディアを出し合うことは、「一緒に遊びたい」という気持ちを育てる上で必要です。

参考になった数8

03

正解は5です。

A × 不適切です。
思考力の芽生えを目標としているのでそれに対する援助が必要です。

B × 不適切です。
個の成長にも配慮することが必要です。

C 〇 適切です。

D 〇 適切です。

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