医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年5月公開問題
問10

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年5月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

診療報酬について正しいものを選びなさい。
  • 0時から24時まで在院しなかった場合は外泊料を算定し、入院期間には入らない。
  • 食堂加算は、入院時食事療養 (I)の 届出を行っている保険医療機関において、食堂を備 えている病棟又は診療所に入院 している患者について食事の提供が行われた時に1食につき算定す る。
  • 同一の傷病により、同じ医療機関に再入院した場合、退院から2か月までの期間は、最初に入院した日を起算日とする。
  • 入院患者の外泊期間中の入院料等については、入院基本料の基本点数の 30%を算定する。
  • 救急医療管理加算1は、救急応需体制の医療機関に緊急入院した重症者が対象である。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5番です。

1→外泊の日も入院期間に算入します。

2→1食につきではなく1日につき算定します。

3→退院から3か月までの期間です。

4→入院基本料の基本点数の15%を算定します。

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02

外泊や入院期間など、入院の算定に関するルールの把握がこの問題のポイントです。

選択肢1. 0時から24時まで在院しなかった場合は外泊料を算定し、入院期間には入らない。

誤りです。

この文の前半の「0時から24時まで在院しなかった場合は外泊料を算定」は正しい記述です。

外泊料を算定した場合も入院期間に入ります。

選択肢2. 食堂加算は、入院時食事療養 (I)の 届出を行っている保険医療機関において、食堂を備 えている病棟又は診療所に入院 している患者について食事の提供が行われた時に1食につき算定す る。

誤りです。

食堂加算の算定単位は「1日につき」です。

選択肢3. 同一の傷病により、同じ医療機関に再入院した場合、退院から2か月までの期間は、最初に入院した日を起算日とする。

誤りです。

悪性新生物と難病に関しては前回退院から1か月まで、その他の病名については前回退院から3か月までは、前回入院日を起算日とします。

選択肢4. 入院患者の外泊期間中の入院料等については、入院基本料の基本点数の 30%を算定する。

誤りです。

一般の外泊は入院基本料の基本点数の15%です。

30%で算定をするのは「精神及び行動の障害の患者」です。

選択肢5. 救急医療管理加算1は、救急応需体制の医療機関に緊急入院した重症者が対象である。

正しいです。

具体的には「吐血、喀血又は重篤な脱水で全身状態不良の状態」「意識障害又は昏睡」などが該当します。

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