医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年5月公開問題
問40

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年5月公開問題 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

次の組み合わせの中から、誤っているものを選びなさい。
<窓口での自己負担割合と年齢>
  • 2割:未就学児の6歳
  • 3割:自営業で、国民健康保険の30歳
  • 3割:社会保険被保険者の妻40歳(被扶養者)
  • 2割:誕生日が5月2日である一般所得者の70歳の誕生日当日の受診
  • 1割:誕生日が5月1日である一般所得者の75歳の誕生日当日の受診

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1

義務教育就学前の6歳未満は、2割となります。

義務教育就学前とは、6歳に達する日(誕生日の前日)以降の最初の3月31日までのことをいいます。4月1日以降は、3割となります。

2

保険の種類に関係なく、6歳に達する日の前日以降の最初の4月1日から70歳の誕生月まで(1日生まれは前月まで)は3割となります。

3

2と同じ考え方です。被扶養者も被保険者と同じで、70歳の誕生月まで(1日生まれは前月まで)は3割となります。

4

一般所得者の70歳の方は、誕生月の翌月1日から2割となります。

その為、70歳の誕生日当日は、3割となります。

ただし、1日生まれの方は、誕生日当日から2割となり、現役並み所得者は3割のままです。

5

一般所得者の75歳の方は、誕生日当日から1割となります。

現役並み所得者の方は3割となります。

参考になった数6

02

正解は4番です。

<考え方>

0歳~小学校入学前:2割(6歳でも未就学は2割)

小学校入学~69歳:原則3割

・70歳から74歳の一般所得者の窓口負担は2割ですが、2割となるのは70歳となる誕生月の翌月(1日が誕生日の方はその月)の診療からになり、4番は3割が正しい負担額です。

・一方後期高齢者医療制度により75歳からは、誕生日当日から自己負担額が適用されますので一般所得者の場合は1割になります。

参考になった数3

03

誕生日当日から自己負担割合が変わるものもあります。

何が何割か、いつからかをしっかり暗記しましょう。

選択肢1. 2割:未就学児の6歳

正しいです。

未就学児の自己負担割合は2割です。

選択肢2. 3割:自営業で、国民健康保険の30歳

正しいです。

国民健康保険は被保険者・被扶養者ともに自己負担割合は3割です。

選択肢3. 3割:社会保険被保険者の妻40歳(被扶養者)

正しいです。

社保の被扶養者の自己負担割合は3割です。

選択肢4. 2割:誕生日が5月2日である一般所得者の70歳の誕生日当日の受診

誤りです。

70歳の一般所得者は、1日生まれの人はその月から、1日生まれ以外の人は誕生日の翌月1日から自己負担割合が2割となります。

選択肢5. 1割:誕生日が5月1日である一般所得者の75歳の誕生日当日の受診

正しいです。

後期高齢者の場合は、原則75歳の誕生日からが対象で一般所得者は自己負担割合が1割です。

参考になった数0