医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題 2021年5月公開問題 問46
この過去問の解説 (3件)
薬に関する問題です。薬に関連する問題では、薬そのものの知識を問う問題もあれば、診療報酬との関連を問うものもあります。今回の問題ではその両者が混在しています。さっそく、問題を見てみましょう。
誤りです。
文中の「先発医薬品の特許期間満了を待たず」という部分が誤りです。
先発医薬品の特許が満了になってから、発売できます。
誤りです。
文の「都道府県ごとに決められている」という部分が誤りです。
正しくは「厚生労働大臣により告示される」です。
誤りです。
文中の「四捨五入方式」が誤りです。正しくは「五捨五超入方式」です。
正しいです。文のとおりです。
調剤技術基本料(調基)の算定条件が薬剤師常勤です。
誤りです。
トローチ4錠が1日量なので、4錠×4日分=16錠。
1調剤は16錠です。
正解は4番です。
1.ジェネリック医薬品とは、有効成分の化学構造が先発医薬品と同じであり、先発医薬品の特許期間満了か再審査期間が終了してから承認される医薬品をいいます。
2.薬価基準とは、医療保険から保険医療機関や保険薬局 (保険医療機関等)に支払われる際の医薬品の価格を定めたものであり、厚生労働大臣により告示されます。
3.薬剤料の算定方法は、五捨五超入方式です。
例えば455円の薬剤は455÷10=45.5点→45点となります。
15円以下の薬剤は一律1点となります。
4.投薬料は調剤料、処方料、調剤技術基本料(調基)の合算であり、調基の算定は薬剤師常勤が条件です。
5.薬価は、内服薬、頓服薬、外用薬に区分されており、それぞれ1剤1日分、1回分、1調剤という単位で算定します。
外用薬でトローチが4錠/1日分、4日分処方された場合、 4錠×4日分の16錠→1調剤となります。
トローチの他の外用薬も処方された場合は、2調剤となります。
正解は4です。
1
ジェネリック医薬品とは、後発医薬品とよばれるもので、先発医薬品の特許期間が満了した後に発売できます。
2
薬価基準は、医療保険から保険医療機関や保険薬局に支払われる際の医薬品の価格を定めたものであり、都道府県ごとではなく、薬価算定の基準に基づき厚生労働大臣が告示します。
3
薬剤料の算定は15円以下の薬剤は1点で計算しますが、15円以上の場合は五捨五超入で算定します。
4
選択肢文の通りです。
5
外用薬の所定単位は一調剤です。
1日4錠で4日分処方されていますので、4錠×4日=16錠が1調剤となります。
薬価×16錠=(薬価)円
その薬価を10で割って、点数に変えます(小数点以下は五捨五超入)
よくある間違いとして、先に「薬価×4錠」で計算してしまうと、計算が違ってきますので注意が必要です。
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