医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年5月公開問題
問62

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年5月公開問題 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

下記のような処方が出た場合の、投薬料について誤っているものを1つ選びなさい。

Rp.ロキソニン錠(60) 1錠
  頭痛時 5回分

薬価:ロキソニン錠60mg 1錠 12.40円
  • 院外処方の場合は処方箋料として68点を算定し、調剤料や処方料は算定しない。
  • この処方は「屯服薬」に該当するため、1回に飲む量を点数に換算する。
  • 院内処方の場合、処方料として42点を算定する。
  • 院内処方の場合、その薬剤料は合計で5点となる。
  • 院内処方の場合、その薬剤料は合計で6点となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5番です。

内用薬であり、処方に「○回分」と記載されている薬剤は「屯服薬」です。そのため、薬剤料を計算する場合は、その1回分を点数に換算して計算します。

5→15円以下の薬剤は1点となるため、1点×5回分で5点となります。

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02

投薬は、医療機関の規模や診療科を問わず行われる行為です。

院内処方であれば、薬剤料の計算がありますし、

院外処方であれば、処方箋料を算定します。

基本的なところを押さえておきましょう。

選択肢1. 院外処方の場合は処方箋料として68点を算定し、調剤料や処方料は算定しない。

正しいです。

令和4年4月版の診療報酬点数表で68点です。

選択肢2. この処方は「屯服薬」に該当するため、1回に飲む量を点数に換算する。

正しいです。

内服薬は1剤1日分、屯服薬は1回分、外用薬は1調剤を点数化します。

選択肢3. 院内処方の場合、処方料として42点を算定する。

正しいです。

令和4年4月版の診療報酬点数表で42点です。

選択肢4. 院内処方の場合、その薬剤料は合計で5点となる。

正しいです。

1回分は、12.4円で点数化すると1点。

1点×5回分=5点。

薬剤料は5点です。

選択肢5. 院内処方の場合、その薬剤料は合計で6点となる。

誤りです。

1回分は、12.4円で点数化すると1点。

1点×5回分=5点。

薬剤料は5点です。

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03

正解は5です。

1、2、3、4は選択肢文の通りです。

5

屯服薬は、一調剤分が所定単位です。

1Tが一回分の服用量で、5回分の投与で、1T×5=5Tが一調剤分となります。

薬価は、1T 12.40円で15円以下の為、1円で計算します。

1円×5Tで5点となります。

参考になった数3