医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問8

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

次の中から、誤っているものを選びなさい。
  • 輸血管理料Ⅰを算定する場合には、施設基準に合致していれば届出を行う必要はない。
  • 輸血と補液を同時に行った場合、輸血の量と補液の量は別に算定する。
  • 神経ブロックとは主に末梢神経に直接、または近くで局所麻酔薬等を作用させることで神経機能を停止させることをいう。
  • 迷もう麻酔とは吸入麻酔で、実施時間が10分未満の場合のものをいう。
  • 全身麻酔は意識消失を伴ない、患者のバイタルの監視・観察が必要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

輸血料と麻酔に関する問題です。

診療報酬点数表に書かれている内容のほか、医療事務に必要な知識として

知っておいてほしい内容も含まれています。

では、問題をみていきましょう。

選択肢1. 輸血管理料Ⅰを算定する場合には、施設基準に合致していれば届出を行う必要はない。

誤りです。

輸血管理料にはⅠとⅡの2つがありますが、どちらも「別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において」と診療報酬点数表に書かれています。

選択肢2. 輸血と補液を同時に行った場合、輸血の量と補液の量は別に算定する。

正しいです。

輸血料の算定単位(3)に書かれています。

選択肢3. 神経ブロックとは主に末梢神経に直接、または近くで局所麻酔薬等を作用させることで神経機能を停止させることをいう。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢4. 迷もう麻酔とは吸入麻酔で、実施時間が10分未満の場合のものをいう。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢5. 全身麻酔は意識消失を伴ない、患者のバイタルの監視・観察が必要である。

正しいです。

文のとおりです。

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02

正解は1です。

1.輸血管理料ⅠおよびⅡを算定するためには、施設の届け出が必要です。

2.輸血は診療報酬上の分類があるため、補液を同時に行った場合、輸血の量と補液の量は別に算定します。

3.神経ブロックは麻酔のほか鎮痛目的にも使用されます。主に末梢神経に直接、または近くで局所麻酔薬等を作用させます。

4.迷もう麻酔とは吸入麻酔で、実施時間が10分未満の場合のものです。

5.全身麻酔では意識消失、呼吸機能低下などを伴い、患者の全身状態の監視が必須です。

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03

医科診療点数「輸血料」「麻酔料」に関する問題です。

各項はもちろん、通則もよく読み正しく理解をしておきましょう。

選択肢1. 輸血管理料Ⅰを算定する場合には、施設基準に合致していれば届出を行う必要はない。

誤りです。

輸血管理料Ⅰを算定する場合には、施設基準を満たし、所定の書類で届け出をしていることが必要です。

選択肢2. 輸血と補液を同時に行った場合、輸血の量と補液の量は別に算定する。

正しいです。

輸血と同時に補液も行った場合には輸血の量と補液の量は別々に算定をします。

選択肢3. 神経ブロックとは主に末梢神経に直接、または近くで局所麻酔薬等を作用させることで神経機能を停止させることをいう。

正しいです。

選択肢4. 迷もう麻酔とは吸入麻酔で、実施時間が10分未満の場合のものをいう。

正しいです。

選択肢5. 全身麻酔は意識消失を伴ない、患者のバイタルの監視・観察が必要である。

正しいです。

全身麻酔下では麻酔医が常に立ち合い、バイタルや麻酔管理など患者の全身状態を監視しています。

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