医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問12

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 医療用語及び医学・薬学の基礎知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次の中から、誤っているものを選びなさい。
  • DPC=診療報酬の出来高払い方式
  • OT=作業療法、作業療法士
  • ターミナルケア=終末期のケア
  • DSU=医薬品安全対策情報
  • EBM=根拠に基づく医療

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.DPC(Diagnosis Procedure Combination)は従来の出来高方式とは異なる、診断群分類に基づいて在院日数に応じた1日あたりの定額報酬を算定する制度です。

2.OT(Occupational Therapy)とは作業療法、または作業療法士のことです。

3.ターミナルケアとは終末期の医療・看護的、介護的ケアの事でQOLの向上を目的としています。

4.DSU(Drug Safety Update)とは製薬企業が製造販売等をしている医療用医薬品の「使用上の注意」の改訂情報で医薬品安全対策情報と訳されます。

5.EBM( evidence-based medicine)は、根拠に基づく医療を提供するという指針です。

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02

略語に関する問題です。

略語はカルテで使用されたり、医療従事者同士の会話でもよく使われるものです。

本問題で出題されているものも使用頻度の高いものですので、しっかり覚えましょう。

選択肢1. DPC=診療報酬の出来高払い方式

誤りです。

DPCはDiagnosis Procedure Combinationの略で、診断群分類による包括支払い方式のことです。

選択肢2. OT=作業療法、作業療法士

正しいです。

作業療法士とともによく使われる略語として

PT:理学療法士

ST:言語聴覚士

ORT:視能訓練士

以上が挙げられます。

選択肢3. ターミナルケア=終末期のケア

正しいです。

設問のとおりです。

選択肢4. DSU=医薬品安全対策情報

正しいです。

Drug Safety Updateの略で設問のとおりです。

選択肢5. EBM=根拠に基づく医療

正しいです。

evidence-based medicineは科学的根拠に基づく医療のことです。

参考になった数2

03

医療現場で使用される略語に関する問題です。

現場でもよく使用されるので、理解しておきましょう。

選択肢1. DPC=診療報酬の出来高払い方式

誤りです。DPCとはDiagnosis Procedure Combinationの略です。病名や症状を基に手術などの診療行為の有無に応じて、厚生労働省から定められた1日当たりの定額点数からなる包括評価(投薬料、注射料、入院料等)と出来高評価(手術料、麻酔料、リハビリテーション等)を組み合わせて診療費を計算する方法のことです。

 

選択肢2. OT=作業療法、作業療法士

正しいです。Occupational Therapistの略です。作業療法、作業療法士を意味します。

選択肢3. ターミナルケア=終末期のケア

正しいです。終末期ケアを意味します。積極的治療ではなく、QOLを保つことに重点を置き、残された余命を穏やかに過ごせるようケアすることです。

選択肢4. DSU=医薬品安全対策情報

正しいです。Drug Safety Updateの略です。医薬品添付文書に記載されている「使用上の注意」の改訂情報をまとめたもので、日本製薬団体連合会により発行されています。

 

選択肢5. EBM=根拠に基づく医療

正しいです。Evidence-Based Medicineの略です。根拠に基づく医療を意味します。

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